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インコのくちばしは日々伸びる。長過ぎる場合の原因と対処法

インコのくちばしも放っておくとどんどん伸びていき、伸びるペースも意外と早いものです。インコの爪は切ることがあってもくちばしを切るという話はあまり聞きませんよね。インコのくちばしは食べたり噛んだり、自分で手入れをすることで毎日少しずつ削れられて丁度よい長さを保っています。ところが、何らかの原因によりインコのくちばしが伸び過ぎてしまうことがあります。インコのくちばしが伸びる原因と対処法についてご説明します。

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インコのくちばしが伸びる場合の対処について

気づいたらセキセイインコのくちばしが長くなっているということがあります。

いつも同じ形に見えるくちばしですが、実は毎日少しずつ伸びています。爪のようにカットしなくても良いのは、餌を食べたり噛んだりしているうちに少しずつ削れていくからです。また、くちばしをジョリジョリとこすり合わせているのはくちばしの手入れです。

日々の生活をおくるだけでくちばしは丁度良い長さに保たれるはず

ですが、くちばしが削れるよりも伸びるペースが早い場合はくちばしが長くなっていきます。また、病気が原因でくちばしがどんどん伸びてしまうこともあります。

インコのくちばしは爪のような質感をしていますが、くちばしの先の方まで神経や血管が伸びています。そのため、飼い主が適当に切ってしまうと出血をすることもありますし、少し切っただけでもインコは激しい痛みを感じます。

爪のように伸びた分を切れば良いというわけではありません。
くちばしが伸びる原因は病気の可能性もあります。必ず病院へ連れて行ってください。伸びた部分も獣医が適切な方法で削ってくれます。

栄養の偏りによってインコのくちばしが伸びることがあります

インコの餌にはペレットとシードがあります。ペレットなら栄養が不足する心配はないのですが、シードだけ与えている場合や、両方与えているけれどペレットよりもシードの割合が多い場合だと不足してしまう栄養素があります。

インコのくちばしが伸びる原因が栄養の偏りということも考えられます。シード食の場合はカルシウムやビタミンが不足してしまうので、シードとは別に与える必要があります。

くちばしが伸びる原因にはカルシウム不足が考えられます

ボレー粉やカットルボーンを与えているだけではカルシウムを効率よく摂取することができません。

日光浴も必要です

1回30分程度で十分なのでケージを外に出したり窓を開けるなどして、直接太陽の日差しを浴びるようにしてください。インコを外に出すときはくれぐれもケージから目を離さずに、また、インコが勝手にケージから出ることがないよう注意してください。

天気や気温、日中は仕事で留守にしているなど、なかなか日光浴をさせる機会を作れないということもありますよね。その場合はUVライトを用意してください。UVライトをあてることで日光浴と同じ効果を得ることができます。

インコのくちばしが伸びる原因のひとつ、ダニの寄生

インコのくちばしがどんどん長く伸びていく原因のひとつにダニがあります。

トリヒゼンダニがインコに寄生することで疥癬症になってしまうため

くちばしが伸びたり変形するといった症状の他、目やろう膜、足などに症状があらわれることが多いです。

疥癬症になると、くちばしやろう膜、まぶた、足といった羽の生えていない部分が白っぽくカサカサとした状態になります。最初のうちはなんとなくカサカサしているように見えるだけですが、次第にかさぶたのように盛り上がってきます。よく見るとかさぶたの部分に小さな穴があるのがわかることもあります。

ひどいかゆみを伴うため、インコは顔をこすりつけてかいたり、足を噛じったりすることが多くなります。くちばしは長く伸びるだけでなく変形することもあり、餌を食べることができなくなる恐れもあります。

疥癬症にかかった場合はダニを完全に駆除する必要があります

必ず病院で診てもらい、すぐに治療を開始してください。何度か通院が必要にはなりますが、完治させることができる病気です。他の鳥にも感染してしまいますので、何羽も飼っている場合は感染したインコを隔離し、他の鳥も検査をする必要があります。

ケージや止まり木など疥癬症になったインコが触れたものは消毒をして、ダニをしっかり駆除しましょう。

病気が原因でインコのくちばしが伸びることもある

肝臓が悪い状態でくちばしに影響が出ることがあります。

くちばしがどんどんあ長く伸びていったり、くちばしに出血斑と言われる黒いあざのようなものが出ることもあります。インコは体調の悪さを隠すところがあるため、このようにくちばしに影響が出て初めて病気に気がつくことも多いです。肝臓が良くないと疲れやすかったり、尿酸が黄色くなるなど他にも症状があらわれることがありますが、全くいつもと変わらない様子のこともあります。

インコのくちばしが伸びていることから病気かもしれないと考えて、すぐに病院で診てもらいましょう。原因が肝臓だけでなく感染症による場合もあります。

大切に思うからこそ小さな症状にも慎重になり、まず病院で診てもらうことが一番です。

インコのくちばしが伸びるのは削れる機会がないため

普段の生活で噛むことが少ないと、削れるよりも伸びるペースの方が早くなり、その結果少しずつくちばしが長く伸びてしまうことになります。インコの日常生活を見直して、飼育の仕方を変えてみることも大切です。

インコのシードがむき餌の場合は皮付きに変えてください

殻をむくという行為はくちばしを適度に削ることができる上にインコのストレス発散にもなります。シードはむき餌よりも皮付きの方が栄養価が高くなります。
ケージにカットルボーンを取り付けるのもおすすめです。カットルボーンを噛じることでくちばしが伸びるのを防ぎ、インコにとって大切なカルシウム源でもあります。

夢中になって噛じり続けることもありますので、食べすぎないように注意してください。

くちばしが自然と削れるためには固いものが良いのですが、塩土はあまりおすすめできません

グリットインパクションをはじめ塩土による障害も多く、インコに塩土は必要ないと考える獣医もたくさんいます。

インコに噛じる機会を増やしたいときは、噛じって遊ぶことができるおもちゃがおすすめです。木製のおもちゃやコルクなどを選んでください。止まり木を天然木にすると、ケージにいるときも噛じって遊ぶことができ、くちばしを削りながら退屈しないで過ごすこともできます。

インコのくちばしが伸びている状態は見た目が気になるだけでなく、インコにとっても大変不便な状態です。羽の手入れができなくなり、餌が食べにくくなると栄養がとれないため衰弱していくことにもなります。日々のくちばしの手入れはインコにおまかせして、くちばしが伸びるなどの管理は飼い主がしっかり行いましょう。