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しゃべるのが得意なインコの種類と値段について紹介します

インコを飼うのなら言葉を教えてしゃべるインコにしたいですよね。言葉を覚えてもらうためには飼い主の根気が必要ですが、自分の名前や簡単な挨拶を話すようになると、長い昔話を覚えたり歌を歌ってくれることも夢ではありません。しゃべるのが得意なインコの種類と購入するときの値段、それに言葉を教えるときのコツをご紹介します。

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目次

しゃべるインコを飼いたいのなら値段も手頃なセキセイインコ

インコを飼うのなら言葉を教えておしゃべりできるようにしたいですよね。ですがインコを迎えるとなると、最初はケージなど用意しなければならないものもたくさんあり、費用の面で心配が残ります。

おしゃべりができて値段も手頃なのがセキセイインコです。

小型のインコなので1羽だけなら40センチ四方のケージで十分。飼育方法も難しくないためペットのインコとしてとても人気があります。

セキセイインコの値段はおよそ2,000~3,000円ですが、羽の色によってはもう少し高くなります。人気の高いレインボーなら若干高めの4,000円位、ファローやスパングルといったあまり目にしない品種なら1万円近くすることもあります。販売店にもよりますが、イベント時には1,000円でヒナが販売されていることもあります。

セキセイインコが言葉をしゃべるようにするにはオスの一羽飼いがおすすめです。

ヒナから育てると飼い主にべったりとよくなつくので言葉を教えやすくなります。セキセイインコはオスとメスで性格に違いがあり、オスの方がしゃべる確率がかなり高くなります。もちろん、オスであっても、どんなに根気よく言葉を教えてもしゃべらない場合もありますし、メスでもたくさん言葉を覚えてしゃべることもあります。

知能が高いヨウムはしゃべるのも得意。値段はかなり高めです

知能の高さが有名なヨウムなら簡単にしゃべるようになるでしょう。

ヨウムの場合は人間の言葉を真似て話すだけでなく、言葉の意味を理解して話していますので会話をすることも可能です。

単語や挨拶もたくさん覚えてくれますし、数を数えることもできるようになりますよ。

ただし、ヨウムは見ての通り大型のインコです。ヨウムのためのケージはかなり大きなサイズが必要で、鳴き声のボリュームも大きいため飼育環境も限られてしまいます。
ヨウムの値段は30万円前後で、ノーマルなら25万円程度で買うこともできます。

ヨウムを飼うのなら寿命も考えなくてはなりません。ヨウムの平均寿命は50年とかなりの長寿なので、飼い主よりも長生きすることが多いため、飼育を引き継いてくれる人を見つけておかなくてはなりません。飼い主の年齢によっては販売してくればいケースもあります。

ヨウムに次いでしゃべるのが得意なのがボウシインコです。

ボウシインコもヨウムと同じく大型のインコで、寿命は40~50年、値段は25万円位になります。カラーによって値段がもう少し高くなることもあります。

知能が高いので言葉もどんどん覚えてくれます。人によく懐きコミュニケーション能力も高いですが、寂しがり屋の面があるので一緒に過ごす時間を多くとれる人に向いています。

オキナインコはよくしゃべる上に人懐っこいのでオススメ

ヨウムやボウシインコは大きすぎて飼えないという人にオススメなのがオキナインコです。

オキナインコは中型のインコで、体重は100g程度と飼育がしやすいサイズです。カラーバリエーションが豊富なので、飼うときの色選びも楽しみのひとつになります。グリーンとグレーの羽色のノーマルなら6~7万円位、ブルーになると15万円位になります。カラーによて値段にかなり差があります。

オキナインコは人によくなつき甘えん坊の性格です。コミュニケーションをとりながら言葉を教えていくとどんどん覚えてくれるでしょう。とても賢いので、しゃべるだけでなくいろいろな芸を教えることもできますよ。

中型インコの中では鳴き声が大きいので、飼育環境に注意が必要です。マンションのような集合住宅なら防音対策が必要です。
賢くてしゃべるの得意ということは、飼い主が教えた言葉だけでなく、真似されたくない言葉まで覚えて話すようになる可能性も高いということです。いつのまにか飼い主の口癖を覚えて、大きな声でしゃべるようになるかもしれません。

人気のオカメインコもおしゃべりできますが、カラーにより値段に差がある

ペットの鳥のなかでも人気の高いオカメインコ。名前にインコとつきますが、インコではなくオウムの仲間になります。頬に赤い模様があるのが特徴で、中型サイズなので飼育もしやすいでしょう。
オカメインコの値段は12,000円くらいから販売されていることもあり、カラーによって値段に開きがあります。ノーマルが最も安く15,000円位、人気のルチノーやパールなら4万円近くすることもあります。

人なつっこくてコミュニケーションが得意なオカメインコですが、おしゃべりの面ではセキセイインコよりも劣ると言われています。

ですが、短い単語なら覚えて話すようになります。昔話のような長文を教えるのではなく、簡単な単語をコツコツ教えてみてください。

しゃべるのはそれほど得意ではないオカメインコですが、実は音真似がとても上手です。

目覚し時計の音やスマホの音など日常生活で聞こえてくる音を真似たり、歌を覚えることもできます。長文は無理でも歌を1曲覚えることは得意になります。

歌を覚えると一日中口笛のように歌っていることもあります。ゲームをやっている時に流れてくる馴染みの音や飼い主がよく聞く音楽などを真似ることが多いようです。歌を練習している様子を見ることができたり、自分流のアレンジを加えて完成さえることもありますので、練習の成果を待つのも楽しみになるでしょう。

インコに言葉を教えるときは焦らずに時間をかけて

おしゃべりが得意なインコでも言葉を教えるのはかなりの根気が必要です。なかには簡単に覚えて話すようになるケースもありますが、それとは逆に何度も教えても全く覚えてくれないケースもあります。同じ種類のインコでも性格によって違いがあります。

言葉を覚えやすいタイミングはインコが飼い主に集中している時です。

インコに話しかけたときにじっと耳を傾けている様子が見られたらチャンスでもあります。まず飼い主に集中させることが大切です。
飼い主の言葉を聞いているようなら、同じ単語を繰り返し聞かせてください。他の言葉を混ぜたりしないで、覚えてもらいたい言葉だけ聞かせます。同じ単語を一日のうちに何度も何度も聞かせるようにしましょう。

インコが言葉に興味を持つとグニュグニュと練習を始めます。

まずは小さな声で自分なりに練習をしますので、独り言が聞こえてきたらそっと見守ってあげましょう。ちゃんと発音できるようになると、堂々としゃべるようになります。その時はしっかり褒めてあげてくださいね。飼い主が喜んでいる様子を見ると、インコも嬉しくなってどんどん言葉を覚えてくれるようになります。
一語を確実に覚えて話せるようになったら、新しい言葉を教えてください。少しずつ、時間をかけて教えていきましょう。

インコがなかなかおしゃべりしなくても諦めずにコツコツ教えていきましょう。

なかにはどんなに時間をかけても全く話さないという場合もありますが、おしゃべりをしなくても十分愛らしく、大切な家族という存在になります。ペットは世話が必要で手間もかかりますが、私たちに豊かな時間を与えてくれますよ。