キーワード
  1. インコ
  2. 飼育
  3. 種類

インコの雛の鳴き声からわかる気持ち!インコの感情を知る方法

インコの雛を飼い始めると、いろいろな種類の鳴き声に「今は、どんな気持ちなんだろう?」と疑問を持つ飼い主さんも多いと思います。
そこで、インコの鳴き声からわかるその時の気持ちについてご紹介します。インコの気持ちがわかると、コミュニケーションも取りやすくなります。インコとの距離をより縮めるために、覚えておきましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

インコの値段と飼育に必要なもの。インコにかかる費用の相場

インコは人になついておしゃべりをしてくれたり、きれいな鳴き声でさえずったりと、インコがいるだけで家の...

インコ初心者におすすめ!飼いやすいインコの選び方

かわいい見た目ときれいな鳴き声で私たちに癒やしを与えてくれるインコ。飼ってみたいけれど、世話の仕...

インコが卵詰まりかも。こんな症状がみられたらすぐに対処が必要

インコのメスはたとえ1羽飼いであっても発情期になると卵ができます。そしてスムーズに産卵できず、りきん...

インコに多い精巣腫瘍。症状の特徴と、病気と向き合う過ごし方

精巣腫瘍はインコに多い病気のひとつです。気づいた時にはかなり進行していることもあり、治療はとても困難...

インコの鳴き声が「キュー」と聞こえるなら、まずは体調確認

インコは「ピー!ピー!」という愛らしい呼び鳴きから、「ギャギャギャ!」などのような激しい鳴き声まで、...

インコのグーグーという鳴き声の意味は?鳴き方で気持ちがわかる

インコと一緒に遊んでいるとき、指の上でグーグーという鳴き声をあげることがありますよね。指先を軽く噛み...

成長に合わせたお世話がポイント。インコの雛の育て方

ペットショップでインコの雛を見かけたら、そのかわいらしさから飼ってみたいと思う人も多いはず。小鳥を飼...

インコがジジジジという鳴き声を出したときの気持ちと対処法

インコはジジジジと激しい鳴き声を出すことがあります。とても大きな声で耳障りでもあるため、決して良い感...

インコの病気には保温が大切!すぐやるべき応急処置と注意点

飼っているインコに病気の予兆が見られたときは、すぐに保温をすることが大切です。では、どんな風に保...

インコは一羽でも卵を産む!産卵したあとで気をつけたいこと

大切な家族でもあるインコ。一羽しか飼っていないのに、ある日インコが卵を産むということもあります。イン...

インコがしゃべるのはいつから?小さい頃から名前で呼びましょう

インコがしゃべるようになるのはいつからなのでしょうか?手乗りの他にも、おしゃべりをしてくれたら嬉しい...

インコのエサをペレットに切り替えるときのコツやポイント

インコのペレット切り替えを何度も試しているけれど、なかなか上手くいかないときにはどうしたらいいのでし...

インコの寿命は意外と長い。インコの平均寿命と飼い方について

インコはそれほど長くは生きられないと思ってはいませんか?体が小さな動物は寿命も短いと思いがちですが、...

インコの雛が水を飲まない!雛の水分補給の必要性について

インコを雛のうちから育てる場合、大きく育てるまで気が気ではありません。餌は足りているか、水分は補給し...

インコのくしゃみと鼻水が多い場合に気をつけたいこと

インコもくしゃみをすることがあります。小さくクシュンとする仕草はかわいいですが、同時に飛んでくる鼻水...

スポンサーリンク

インコの雛の鳴き声は飼い主さんへのメッセージ

インコの雛を飼い始めると、最初のうちは寝てばかりいる雛も次第に起きている時間が長くなり、いろいろな鳴き声が聞かれるようになります。エサをねだって鳴いている声はすでに聞き慣れているかもしれませんが、その他にも違った鳴き声が聞こえてきますよね。

インコは感情によって鳴き方が違い、飼い主や仲間に伝えようとしているのです。

インコの雛の鳴き声を聞いて様子を見ていると、何を伝えようとしているのか、どんな気持ちなのかがわかってきます。ご機嫌な様子で鳴いているときの声、いかにも飼い主を呼んでいる様子の声など、鳴き声による違いがわかるようになるでしょう。

成長のインコの声はとても力強くて遠くまでよく通りますが、雛のうちはまだか弱くて細い鳴き声です。よく耳を済ませないと、テレビや生活音で消えてしまうこともあります。

雛が鳴き声をあげているけれど聞き取りにくいときは、手のひらに乗せて様子をみてください。雛のうちは警戒心も強くないため、怖がることなく鳴き続けてくれます。雛の様子をみながら鳴き声を確認してみましょう。

インコの雛のチッチッチッの鳴き声の時の気持ち

インコの雛がエサを求めて鳴いているときは、ピーピーといった細い声です。

大人のインコに比べるとまだ鳴き声の力が弱くて、ピロロロと震えのある声にも聞こえます。

インコの雛がチッチッチッと鳴いているときは、ご機嫌であったり興奮しているときです。

気分が良く、嬉しいという感情の時に出す声です。

この声が聞こえたときの雛の様子を見てみてください。きっとお気に入りのおもちゃに向かって鳴いていたり、仲間の雛と遊んでいたり、新しいおもちゃに興奮しているときもあります。飼い主に向かって鳴いていたら嬉しい限りですよね。
好奇心を刺激された時にもチッチッチッという鳴き声を出すこともあります。
この鳴き声が聞こえたときの様子を見ておくことで、雛が好きな物やご機嫌になる状態を知ることができますよ。

インコの雛が名前を呼ばれた時の鳴き声

インコを飼い始めると、しょっちゅうインコの名前を声に出して呼びますよね。エサを与えるとき、水を交換するとき、ケージから出すときにも必ず名前を呼ぶことでしょう。インコが一番最初に覚える言葉が自分の名前だと言われています。自分の名前を理解すると、名前を呼ばれた時に反応するようになります。

インコの雛の名前を呼んだ時に「ピュイ」という声が聞こえたら、これは雛の返事です。

ピュイとかチュイとはっきり聞こえます。
インコの雛は名前を呼ばれたことで、何かを期待してワクワクして返事をしていることでしょう。この後で一緒に遊んであげる、おやつを与えるなどインコにとって嬉しいことを用意してあげると、名前を呼ばれることが良いイメージに繋がります。

インコは人の感情を読み取ることもします。名前を呼ばれたときの声のトーンによって、飼い主の感情を読み取るようになります。我が家のインコも私の声のトーンひとつで側に寄ってきたり、または逃げたることもあります。

インコが威嚇する時の鳴き声

インコが威嚇している時は「ギャギャギャギャ」という荒っぽい声をあげます。

聞いていてもきれいとは言えない、うるさい声なのですぐにわかるでしょう。

このギャギャという声は何かに対して威嚇していたり、怒っているとき、不安を感じたときにも出す声です。この鳴き声が聞こえた後には攻撃をしかけてきたり、または飛んで逃げることもあります。

いつもは問題ないことでもギャギャという声をあげているときは機嫌が悪いのかもしれません。

ちょっとしたことで騒ぎ出したり、つっついてきたり力強く噛んでくることもあります。機嫌が悪いときはそっとしてあげましょう。

不安を感じている様子なら、不安材料を見つけて対処する必要があります。見慣れない物が見えたことで警戒してギャギャと鳴くこともあります。怖いからゆえに威嚇をしている可能性もありますので、何を見て鳴いているのか周りを見てあげてください。威嚇の対象物を取り除いておきましょう。

インコのゴニョゴニョは言葉を覚える練習

インコの雛がゴニョゴニョと鳴いているときは、言葉を覚える練習をしている可能性があります。

インコは真似が上手な鳥です。人の話し声を聞き取り、同じ言葉を出せるように練習をしているのでしょう。
このゴニョゴニョという声は寝る前やリラックスをしている時に聞こえてきます。一人でくつろぐ時間に言葉の練習をしだすことが多いようです。さえずっているようにも聞こえますので、この鳴き声が聞こえたときは邪魔をしないでそっとしておきましょう。

インコに言葉を教えたいときは、インコがこちらに集中している時に同じ言葉を何度も聞かせてください。

低い声よりは高めの声の方が聞き取りやすく、真似をしやすくなるようです。インコに話しかけていると、飼い主の言葉に耳を済ませてじっと聞いている様子が見られます。このときの言葉を、寝る前などのリラックスタイムに思い出して練習をしているようです。

インコが人の言葉を真似るのは、オスのインコが大好きなメスのインコの鳴き声を真似て、メスの関心をひくということからきているそうです。

インコに人の言葉を話してもらうためには、まずは飼い主がインコに好かれているということが大切です。インコの気持ちを理解して、インコにとって良い飼い主になってくださいね。