インコの雛を飼い始めると、いろいろな種類の鳴き声に「今は、どんな気持ちなんだろう?」と疑問を持つ飼い主さんも多いと思います。
そこで、インコの鳴き声からわかるその時の気持ちについてご紹介します。インコの気持ちがわかると、コミュニケーションも取りやすくなります。インコとの距離をより縮めるために、覚えておきましょう。
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インコの雛の鳴き声は飼い主さんへのメッセージ
インコは感情によって鳴き方が違い、飼い主や仲間に伝えようとしているのです。
インコの雛の鳴き声を聞いて様子を見ていると、何を伝えようとしているのか、どんな気持ちなのかがわかってきます。ご機嫌な様子で鳴いているときの声、いかにも飼い主を呼んでいる様子の声など、鳴き声による違いがわかるようになるでしょう。
成長のインコの声はとても力強くて遠くまでよく通りますが、雛のうちはまだか弱くて細い鳴き声です。よく耳を済ませないと、テレビや生活音で消えてしまうこともあります。
インコの雛のチッチッチッの鳴き声の時の気持ち
インコの雛がエサを求めて鳴いているときは、ピーピーといった細い声です。
大人のインコに比べるとまだ鳴き声の力が弱くて、ピロロロと震えのある声にも聞こえます。
インコの雛がチッチッチッと鳴いているときは、ご機嫌であったり興奮しているときです。
気分が良く、嬉しいという感情の時に出す声です。
好奇心を刺激された時にもチッチッチッという鳴き声を出すこともあります。
この鳴き声が聞こえたときの様子を見ておくことで、雛が好きな物やご機嫌になる状態を知ることができますよ。
インコの雛が名前を呼ばれた時の鳴き声
インコを飼い始めると、しょっちゅうインコの名前を声に出して呼びますよね。エサを与えるとき、水を交換するとき、ケージから出すときにも必ず名前を呼ぶことでしょう。インコが一番最初に覚える言葉が自分の名前だと言われています。自分の名前を理解すると、名前を呼ばれた時に反応するようになります。
インコの雛の名前を呼んだ時に「ピュイ」という声が聞こえたら、これは雛の返事です。
ピュイとかチュイとはっきり聞こえます。
インコの雛は名前を呼ばれたことで、何かを期待してワクワクして返事をしていることでしょう。この後で一緒に遊んであげる、おやつを与えるなどインコにとって嬉しいことを用意してあげると、名前を呼ばれることが良いイメージに繋がります。
インコが威嚇する時の鳴き声
インコが威嚇している時は「ギャギャギャギャ」という荒っぽい声をあげます。
聞いていてもきれいとは言えない、うるさい声なのですぐにわかるでしょう。
このギャギャという声は何かに対して威嚇していたり、怒っているとき、不安を感じたときにも出す声です。この鳴き声が聞こえた後には攻撃をしかけてきたり、または飛んで逃げることもあります。
いつもは問題ないことでもギャギャという声をあげているときは機嫌が悪いのかもしれません。
ちょっとしたことで騒ぎ出したり、つっついてきたり力強く噛んでくることもあります。機嫌が悪いときはそっとしてあげましょう。
インコのゴニョゴニョは言葉を覚える練習
インコの雛がゴニョゴニョと鳴いているときは、言葉を覚える練習をしている可能性があります。
インコは真似が上手な鳥です。人の話し声を聞き取り、同じ言葉を出せるように練習をしているのでしょう。
このゴニョゴニョという声は寝る前やリラックスをしている時に聞こえてきます。一人でくつろぐ時間に言葉の練習をしだすことが多いようです。さえずっているようにも聞こえますので、この鳴き声が聞こえたときは邪魔をしないでそっとしておきましょう。
インコに言葉を教えたいときは、インコがこちらに集中している時に同じ言葉を何度も聞かせてください。
低い声よりは高めの声の方が聞き取りやすく、真似をしやすくなるようです。インコに話しかけていると、飼い主の言葉に耳を済ませてじっと聞いている様子が見られます。このときの言葉を、寝る前などのリラックスタイムに思い出して練習をしているようです。
インコが人の言葉を真似るのは、オスのインコが大好きなメスのインコの鳴き声を真似て、メスの関心をひくということからきているそうです。