キーワード
  1. インコ
  2. 飼育
  3. 種類

ボタンインコの噛み癖をなんとかしたい!しつけの方法について

ボタンインコを飼っている人に多い悩みが噛み癖ではないでしょうか。噛まれたらかなりの痛みがあるので、しつけの方法を知りたいですよね。ボタンインコは愛情が深く人にもよくなついてくれる反面、甘噛みから本気で噛むようになることがあります。固い種子を砕くくちばしの力は相当なもの。噛み癖の対処の仕方を考えてみましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

インコが膨らむのは病気のサイン。病院へ移動中も保温が必要

インコが膨らむのには理由があります。ただ寒いだけなら少し暖かくするだけで元気になりますが、かなり...

インコの飼い方【エサについて】切り替えや与え方の注意点

インコの飼い方について、まずエサはどんなものを与えたらいいのか与え方など知っておく必要があります。こ...

インコが動かないでじっとしているときは病気の可能性があります

インコはよく鳴くにぎやかな鳥です。好奇心旺盛なので遊ぶことも大好き。そんな活発な鳥が動かないでじっと...

インコの鳴き声対策として飼い主ができることとしつけの方法

ペットして人気のインコは、犬や猫と違い、アパートやマンションでも飼いやすいペットです。しかし、もしか...

インコがジジジジという鳴き声を出したときの気持ちと対処法

インコはジジジジと激しい鳴き声を出すことがあります。とても大きな声で耳障りでもあるため、決して良い感...

インコの飼い方【ヒナを迎える】必要な準備や注意点を紹介

インコの飼い方がわからないけど、可愛いヒナを見ると飼ってみたいと思いませんか?ヒナから育てると飼...

インコがしゃべる理由とは、どういったものなのか

インコは飼っているうちに、飼い主や、その家族が話す言葉をしゃべることがあります。その理由について...

インコがヒーターでやけどするのを防ぐ!設置場所や対処法を紹介

寒さに弱いインコのためにヒーターを使用している家庭も多いですね。しかし、このヒーターによって低温...

インコを水浴びさせる時のおもちゃの必要性と注意点について

インコを初めて水浴びさせようと考えた時、おもちゃはあった方がいいのかどうか迷ってしまうのではないでし...

インコの餌に虫が湧いた時の対処法、餌の保存方法も重要です

ある日インコのシード餌を見てみると大量の虫が…ということも実は多いようです。インコの餌である...

インコの雛が噛むときの理由とやめさせるための対処法を紹介

インコの雛を飼っていると雛が噛むようになることがあります。では、どうして雛は飼い主を噛んでしまう...

【インコの種類】しゃべるのが得意で育てやすいインコの種類

インコにはたくさんの種類があります。これからインコを育ててみたいという方の中には、おしゃべりを覚えさ...

かわいい小型インコを飼いたい!ペットにおすすめの種類を紹介

インコにはいろいろな種類がありますが、小型インコはかわいらしくて飼いやすそうなイメージがあります...

インコの卵詰まりの見分け方とは?症状や対処方法を紹介します

インコが卵詰まりになったかどうかの見分け方とは?このような症状があるときには卵詰まりかもしれません。...

インコがしゃべる確率が高い性別や見分け方、教え方やポイント

しゃべるインコを育てたい方も多いと思いますが、その場合はインコの性別がポイントになります。性別を...

スポンサーリンク

ボタンインコの噛み癖をしつけるためには、噛む理由を知ることから始める

小さなボタンインコですが、噛まれたときはかなり痛くて血が出ることも多いです。ボタンインコに噛まれるのが怖くて一緒に遊べなくなったり世話がしにくいなど、ボタンインコの噛み癖に悩んでいる飼い主さんも多いことでしょう。

ボタンインコが人を噛むのには理由があるはずです。

ボタンインコの噛み癖を治すためには原因を知った上でしつけることが大切です。
ボタンインコは知能が高い鳥、根気よく教えると噛んではいけないことをきちんと理解することができます。

ボタンインコをしつける時は叱るよりも褒めることに重点をおいてください

噛まれたからといって大きな声で叱ったり体罰を与えるのは絶対にやめましょう。

噛まないようにしむけたり、噛もうとしたら気をそらしてみるといった方法もあります。

遊びのひとつで強く噛むのなら甘えてじゃれているのです。噛まないようにしつけるよりは甘噛程度に噛む力を緩和させるほうが良いでしょう。

ボタンインコが噛む原因が人間側にあることも考えられます。その場合は飼い主が変わることが必要です。

ボタンインコが噛むのは警戒心から。その場合は安心させることが大切

ボタンインコが警戒心から噛むことも考えられます。まだ家に迎えたばかりであったり、人に慣れていないのなら噛むのも仕方ありません。

心を許した飼い主以外の人を警戒して噛むという場合もあります。

ボタンインコも自分の身を守るため必死なのです

鳥が攻撃や防御のために噛むのは仕方がありません。怖いという気持ちから威嚇して噛むのですから、ボタンインコも心が休まらず辛い状態であることを理解しましょう。

警戒から噛むのなら、警戒心がなくなれば自然と噛まなくなります

迎えたばかりのボタンインコなら、環境や人に慣れて落ち着くまで時間をかけましょう。新しい環境に慣れてきたら、手乗りになるしつけを始めてください。
ボタンインコと接するときはやさしく声をかけながら、決して驚かせたり無理強いしないようにしましょう。

引っ越しや室内の模様替え、ケージの場所を移動したことで緊張して警戒心が強くなることもあります

人に慣れているボタンインコでも何かをきっかけに急に警戒心を持ち、威嚇してくることもあります。この場合もボタンインコが新しい環境に慣れることで次第に落ち着いてきます。警戒して噛む場合はあまり構わないようにして、慣れるまでそっとしておきましょう。

ボタンインコが噛むのは嫌なことをされたから

ボタンインコから嫌われるようなことをしてはいませんか?飼い主の何気ない行為が気に入らなくて、飼い主のことを嫌いになり攻撃をして噛むようになったのかもしれません。

ボタンインコをからかったり、嫌がることをしたせいで噛むようになったのなら、飼い主が変わるべきです

嫌なことをされたから怒って噛んだのに、それを怒られるなんでボタンインコでも納得できないはずです。仲が悪化してしまう前に、ボタンインコが嫌がることをやめなくてはなりません。

ボタンインコは頭が良い鳥です。一度嫌なことをされたら、それをずっと覚えている可能性も高いです。ボタンインコとの信頼関係をまた一から築いていかなければなりません。ボタンインコの気持ちを尊重し、正しい接し方をしてください。

爪を切るときや薬を飲ませる必要があるなど、どうしてもボタンインコを捕まえなくてはならない時もあります。その時はタオルを使い、ボタンインコをタオルで包み込むようにして捕まえてください。やわらかい素材の手袋をするのも良いでしょう。

素手で捕まえたことで人の手を嫌がり噛むようになることもあります。人の手を怖い存在だと思わせないようにしてください。

ボタンインコが縄張り意識から威嚇して噛む場合のしつけ方

ボタンインコが縄張り意識から噛む場合もあります。ケージの中はボタンインコにとって安全で安らげる我が家です。その中に手を入れることで攻撃してくることもあります。特に寝ているときや餌を食べているとき、羽繕いをしているときなどに手を入れると、驚いて噛むこともあります。

ケージの中に必要以上に手を入れないようにし、やさしく一声かけてから手を入れるようにしてください

ケージの掃除や餌を変えるときは素手ではなく手袋をするのもおすすめです。

放鳥時にお気に入りの場所でおもちゃを守って噛んでくることもあります

側を通るだけで威嚇してくることもあるでしょう。執着している物を片付けてみてください。ボタンインコが必死に守っていた物をなくしても、その場から離れずに攻撃をしてくるのなら、そこに違う物を置いてボタンインコがいられないようにします。少しかわいそうな気もしますが、噛む攻撃をやめさせるためには必要です。

リモコンやパソコンのマウスなど、飼い主が頻繁に手にするものに執着することもあります

テレビを見られなくなたり仕事ができないなど、困りますよね。リモコンもマウスも放鳥時はどこかに片付けておくか、上にタオルなどを掛けてボタンインコに気付かれないようにしてください。そのうち忘れて気にしなくなったら、また出しておくことができます。

ボタンインコをしつけるときのポイント

ボタンインコをしつけるときは大きな声で叱ってもあまり効果はありません。それどころか、大きな声を飼い主が喜んでいると勘違いしてしまう可能性もあります。

ボタンインコが噛んだときはすぐに「痛い」「いけない」と低いトーンで注意をしてください

遊んでいる最中に強く噛んだら、遊ぶのをストップします。指の上にいる時に噛んだときは「痛い」と言って指を揺らしてみましょう。強く噛んだら嫌なことがあると覚えさせます。それでも噛むのを繰り返すのなら、ケージに入ってもらいます。根気よく続けることで、噛むと遊んでもらえずケージに入れられると学習してくれます。

ボタンインコの性格によっては叱ることで怯えてしまうこともあります。

人を怖がり懐かなくなってしまう恐れがありますし、「痛い」という言葉に反応してもっと噛んでくるボタンインコもいます。性格に合わせたしつけも大切です。
ボタンインコに噛まれたらくちばしを指ではさんだり、頭とくちばしを指で軽くはさんでみます。

一瞬でも噛むのをやめてじっとしたら、すぐに褒めてあげてください

これを繰り返して、噛むのをやめたら褒めれたと印象づけます。次第に噛むのをやめたり、甘噛程度にすることができます。

ボタンインコの噛み癖がひどいと、噛まれることが怖くてビクビクしてしまいますよね。ボタンインコはそんな飼い主の気持ちもしっかり感じ取っています。怖がっていると噛むことをやめてはくれません。

ボタンインコの唯一の家族でもある飼い主がしっかり向き合うことが必要です。