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ボタンインコの噛み癖をなんとかしたい!しつけの方法について

ボタンインコを飼っている人に多い悩みが噛み癖ではないでしょうか。噛まれたらかなりの痛みがあるので、しつけの方法を知りたいですよね。ボタンインコは愛情が深く人にもよくなついてくれる反面、甘噛みから本気で噛むようになることがあります。固い種子を砕くくちばしの力は相当なもの。噛み癖の対処の仕方を考えてみましょう。

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ボタンインコの噛み癖をしつけるためには、噛む理由を知ることから始める

小さなボタンインコですが、噛まれたときはかなり痛くて血が出ることも多いです。ボタンインコに噛まれるのが怖くて一緒に遊べなくなったり世話がしにくいなど、ボタンインコの噛み癖に悩んでいる飼い主さんも多いことでしょう。

ボタンインコが人を噛むのには理由があるはずです。

ボタンインコの噛み癖を治すためには原因を知った上でしつけることが大切です。
ボタンインコは知能が高い鳥、根気よく教えると噛んではいけないことをきちんと理解することができます。

ボタンインコをしつける時は叱るよりも褒めることに重点をおいてください

噛まれたからといって大きな声で叱ったり体罰を与えるのは絶対にやめましょう。

噛まないようにしむけたり、噛もうとしたら気をそらしてみるといった方法もあります。

遊びのひとつで強く噛むのなら甘えてじゃれているのです。噛まないようにしつけるよりは甘噛程度に噛む力を緩和させるほうが良いでしょう。

ボタンインコが噛む原因が人間側にあることも考えられます。その場合は飼い主が変わることが必要です。

ボタンインコが噛むのは警戒心から。その場合は安心させることが大切

ボタンインコが警戒心から噛むことも考えられます。まだ家に迎えたばかりであったり、人に慣れていないのなら噛むのも仕方ありません。

心を許した飼い主以外の人を警戒して噛むという場合もあります。

ボタンインコも自分の身を守るため必死なのです

鳥が攻撃や防御のために噛むのは仕方がありません。怖いという気持ちから威嚇して噛むのですから、ボタンインコも心が休まらず辛い状態であることを理解しましょう。

警戒から噛むのなら、警戒心がなくなれば自然と噛まなくなります

迎えたばかりのボタンインコなら、環境や人に慣れて落ち着くまで時間をかけましょう。新しい環境に慣れてきたら、手乗りになるしつけを始めてください。
ボタンインコと接するときはやさしく声をかけながら、決して驚かせたり無理強いしないようにしましょう。

引っ越しや室内の模様替え、ケージの場所を移動したことで緊張して警戒心が強くなることもあります

人に慣れているボタンインコでも何かをきっかけに急に警戒心を持ち、威嚇してくることもあります。この場合もボタンインコが新しい環境に慣れることで次第に落ち着いてきます。警戒して噛む場合はあまり構わないようにして、慣れるまでそっとしておきましょう。

ボタンインコが噛むのは嫌なことをされたから

ボタンインコから嫌われるようなことをしてはいませんか?飼い主の何気ない行為が気に入らなくて、飼い主のことを嫌いになり攻撃をして噛むようになったのかもしれません。

ボタンインコをからかったり、嫌がることをしたせいで噛むようになったのなら、飼い主が変わるべきです

嫌なことをされたから怒って噛んだのに、それを怒られるなんでボタンインコでも納得できないはずです。仲が悪化してしまう前に、ボタンインコが嫌がることをやめなくてはなりません。

ボタンインコは頭が良い鳥です。一度嫌なことをされたら、それをずっと覚えている可能性も高いです。ボタンインコとの信頼関係をまた一から築いていかなければなりません。ボタンインコの気持ちを尊重し、正しい接し方をしてください。

爪を切るときや薬を飲ませる必要があるなど、どうしてもボタンインコを捕まえなくてはならない時もあります。その時はタオルを使い、ボタンインコをタオルで包み込むようにして捕まえてください。やわらかい素材の手袋をするのも良いでしょう。

素手で捕まえたことで人の手を嫌がり噛むようになることもあります。人の手を怖い存在だと思わせないようにしてください。

ボタンインコが縄張り意識から威嚇して噛む場合のしつけ方

ボタンインコが縄張り意識から噛む場合もあります。ケージの中はボタンインコにとって安全で安らげる我が家です。その中に手を入れることで攻撃してくることもあります。特に寝ているときや餌を食べているとき、羽繕いをしているときなどに手を入れると、驚いて噛むこともあります。

ケージの中に必要以上に手を入れないようにし、やさしく一声かけてから手を入れるようにしてください

ケージの掃除や餌を変えるときは素手ではなく手袋をするのもおすすめです。

放鳥時にお気に入りの場所でおもちゃを守って噛んでくることもあります

側を通るだけで威嚇してくることもあるでしょう。執着している物を片付けてみてください。ボタンインコが必死に守っていた物をなくしても、その場から離れずに攻撃をしてくるのなら、そこに違う物を置いてボタンインコがいられないようにします。少しかわいそうな気もしますが、噛む攻撃をやめさせるためには必要です。

リモコンやパソコンのマウスなど、飼い主が頻繁に手にするものに執着することもあります

テレビを見られなくなたり仕事ができないなど、困りますよね。リモコンもマウスも放鳥時はどこかに片付けておくか、上にタオルなどを掛けてボタンインコに気付かれないようにしてください。そのうち忘れて気にしなくなったら、また出しておくことができます。

ボタンインコをしつけるときのポイント

ボタンインコをしつけるときは大きな声で叱ってもあまり効果はありません。それどころか、大きな声を飼い主が喜んでいると勘違いしてしまう可能性もあります。

ボタンインコが噛んだときはすぐに「痛い」「いけない」と低いトーンで注意をしてください

遊んでいる最中に強く噛んだら、遊ぶのをストップします。指の上にいる時に噛んだときは「痛い」と言って指を揺らしてみましょう。強く噛んだら嫌なことがあると覚えさせます。それでも噛むのを繰り返すのなら、ケージに入ってもらいます。根気よく続けることで、噛むと遊んでもらえずケージに入れられると学習してくれます。

ボタンインコの性格によっては叱ることで怯えてしまうこともあります。

人を怖がり懐かなくなってしまう恐れがありますし、「痛い」という言葉に反応してもっと噛んでくるボタンインコもいます。性格に合わせたしつけも大切です。
ボタンインコに噛まれたらくちばしを指ではさんだり、頭とくちばしを指で軽くはさんでみます。

一瞬でも噛むのをやめてじっとしたら、すぐに褒めてあげてください

これを繰り返して、噛むのをやめたら褒めれたと印象づけます。次第に噛むのをやめたり、甘噛程度にすることができます。

ボタンインコの噛み癖がひどいと、噛まれることが怖くてビクビクしてしまいますよね。ボタンインコはそんな飼い主の気持ちもしっかり感じ取っています。怖がっていると噛むことをやめてはくれません。

ボタンインコの唯一の家族でもある飼い主がしっかり向き合うことが必要です。