きれいな羽色と丸っこい体が特徴のマメルリハインコ。インコの中では小さなサイズですが、意外と寿命が長いのをご存知ですか?マメルリハインコを迎えたいと思っている人には嬉しいことではありますが、飼育を方法を間違えると寿命を縮めてしまうかもしれません。大人しくて鳴き声も控えめなマメルリハインコとは少しでも長く一緒にいたいですよね。マメルリハインコの寿命を延ばすコツについても考えてみましょう。
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マメルリハインコはとても小さいけれど、寿命は意外と長い
マメルリハインコは人と一緒に暮らしているインコの中で一番小さな体をしています。
体長はわずか13センチほど、体重も30g程度。ペットとしてポピュラーなセキセイインコよりも小さな鳥です。
小さいと弱く寿命も短いというイメージがありますが、マメルリハインコの寿命は20年。ボタンインコの寿命は10~15年ほどなので、中型のインコよりも十分長生きをするのです。
マメルリハの寿命は20年ですが、ペットとして飼育されているマメルリハの場合は7~10年くらいしか生きられないことも多い。
寿命が長いマメルリハインコの年齢を人間に置き換えてみると
マメルリハインコの年齢、人間にあてはめると何歳に相当するのかが気になってきますよね。見た目では年をとったようには見えませんが、マメルリハインコも老いからは逃れられません。飼育の仕方も年齢に合わせて変える必要があります。
マメルリハインコの寿命が20年ということから、マメルリハインコの1年は人間の約4年にあたると考えることができます。
マメルリハインコは最初の1年で人間の18才相当に成長します。その後は1年につき4~5才位のペースで年をとると考えると良いでしょう。
マメルリハインコの寿命を延ばすためにできること
マメルリハインコに少しでも長く生きてもらうためには、病気に早く気がついて対処することが必要です。
マメルリハインコは人間よりも早いペースで年をとるので、年に1~2回の健康診断を受けてください。マメルリハインコの半年が人間の2年にあたるのですから、体のどこかに不調があると少しの期間で症状が急激に悪化してしまう恐れがあります。若くて元気なうちはよいのですが、高齢になってきたら年に数回の健康診断を受けることをおすすめします。
普段の飼育方法で気をつけたいのがストレスを与えないことです。
マメルリハインコに適切な飼育環境を整えて、毎日元気にのびのびと過ごせるようにしてあげてください。
余計な刺激を与えず、正しい飼育の仕方をして、たっぷりの愛情を注いでお世話してくださいね。
マメルリハインコの寿命が気になる。年老いたと感じたら
マメルリハインコも高齢になると代謝が低下するため、体力も食欲も落ちてきます。以前ほど活発に動かなくなり、大人しく静かに過ごすようになるでしょう。
食欲が落ちたり消化がうまくいかないようなら、餌を変えてみることも必要です。シニア向けにブレンドされた混合シードを与えるのも良いでしょう。高齢になるとビタミンやミネラルが不足しやすいため、鳥用のサプリメントを使うのもおすすめです。
マメルリハインコも年齢を重ねるごとに病気にかかるリスクも高くなります。肝機能が衰えてきたり感染症にかかりやすくなるなど、若い頃よりも慎重に様子をみるようにしましょう。症状がまだ軽いうちに治療をすると、体に大きな負担をかける心配もありません。私たち人間の場合と大きな違いはありません。心配があるときはすぐに病院で診てもらうことが大切です。
マメルリハインコの飼育で気をつけたいこと
マメルリハインコは寒さに弱いところがあるので、温度管理はとても重要です。
ケージの中だけでなく、放鳥時の室内の温度もマメルリハインコに合わせてください。マメルリハインコの適温は24~28度。年齢や体調によっても違ってきますので、マメルリハインコの様子を見ながら調節することも大切です。
暖かく天気の良い日は日光浴をさせたり水浴びができるようにしてください。日光を浴びることで丈夫な骨を維持するなどマメルリハインコの健康のために必要なことです。水浴びは私たちのお風呂のような役割で、羽をきれいにするだけでなく良い気分転換にもなります。
マメルリハインコは空気にも敏感です。
洗剤や化学薬品、化粧品、香水の臭いはもちろん、アロマオイルにも注意が必要です。人間には良い効果があるアロマの香りでもマメルリハインコにとっては危険な場合があります。