キーワード
  1. インコ
  2. 飼育
  3. 種類

コザクラインコの性別が知りたい!オスメスの見分け方について

コザクラインコはオスメスで外見上にあまり違いがないため、性別の見分け方が難しいと言われています。ですが、大切な家族でもあるコザクラインコがオスなのかメスなのかは気になって当然でしょう。オスメスの見た目の僅かな違い、発情期の行動などからコザクラインコの性別を見分ける方法をご紹介します。オスとメスの性格の違いも一緒にお伝えします。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

インコの病気には保温が大切!すぐやるべき応急処置と注意点

飼っているインコに病気の予兆が見られたときは、すぐに保温をすることが大切です。では、どんな風に保...

インコのくちばしは日々伸びる。長過ぎる場合の原因と対処法

インコのくちばしも放っておくとどんどん伸びていき、伸びるペースも意外と早いものです。インコの爪は...

【インコの種類】しゃべるのが得意で育てやすいインコの種類

インコにはたくさんの種類があります。これからインコを育ててみたいという方の中には、おしゃべりを覚えさ...

鳥の中でも寿命が長いオウム、寿命や飼い方、注意点を解説

ペットとして鳥を飼う方も多いですが、中には寿命が長い鳥もいるため、飼う前に知っておく必要があります。...

インコのエサをペレットに切り替えるときのコツやポイント

インコのペレット切り替えを何度も試しているけれど、なかなか上手くいかないときにはどうしたらいいのでし...

インコを水浴びさせる時のおもちゃの必要性と注意点について

インコを初めて水浴びさせようと考えた時、おもちゃはあった方がいいのかどうか迷ってしまうのではないでし...

インコが膨らむのは病気のサイン。病院へ移動中も保温が必要

インコが膨らむのには理由があります。ただ寒いだけなら少し暖かくするだけで元気になりますが、かなり...

インコのくしゃみと鼻水が多い場合に気をつけたいこと

インコもくしゃみをすることがあります。小さくクシュンとする仕草はかわいいですが、同時に飛んでくる鼻水...

インコの飼い方【夏編】快適な温度と部屋を涼しくする方法

インコを飼っている飼い主さんの中には、夏のインコの飼い方について知りたい人もいるのではないでしょうか...

コザクラインコの雛の挿し餌方法は購入店スタッフに確認をしよう

コザクラインコの雛には挿し餌をしますが、挿し餌について詳しく知ることが大切であり、雛が体調を崩さない...

しゃべるのが得意なインコの種類と値段について紹介します

インコを飼うのなら言葉を教えてしゃべるインコにしたいですよね。言葉を覚えてもらうためには飼い主の根気...

インコの雛の育て方で重要な点、餌のあげ方についてご紹介

インコを雛のうちから育てると、とてもよく懐くと話に聞きます。そのような点から雛からインコを育てたいと...

ペットを飼うならインコがおすすめ!インコの魅力をお伝えします

私たちに癒やしや喜びを与えてくれるかわいいペット。お世話は大変ですが、ペットの存在はそれ以上の価...

インコはどれくらい生きられる?インコの平均寿命をご紹介します

鳥好きな人なら飼ってみたいと思うかわいいインコ。ペットショップを覗いたり鳥カフェを訪れたり、インコを...

インコの寿命は意外と長い。インコの平均寿命と飼い方について

インコはそれほど長くは生きられないと思ってはいませんか?体が小さな動物は寿命も短いと思いがちですが、...

スポンサーリンク

コザクラインコのオスメスの見分け方は頭の形で

コザクラインコは性別によって外見に大きな違いはありません。オスとメスを見ただけですぐに性別を見分けるのはとても難しいと言えます。コザクラインコを何羽も飼ってきたという人ならなんとなくわかるかもしれませんが、それでも確実ではないと言います。ですが、かわいがっているコザクラインコがオスなのかメスなのかはとても気になりますよね。

コザクラインコのオスメスの見分け方は頭の形で判断することが多い

コザクラインコの頭を横から見てください。オスの頭は丸みを帯びています。
それに対してメスの頭を横からみると、オスに比べて平らな状態をしています。

後頭部のあたりが平べったいと感じたらメスの可能性が高くなります。

オスとメスの両方がいて見比べるとなんとなくわかりますが、一羽だけなら違いがよくわからないでしょう。メスが頭の羽を膨らませていると、オスの同じ頭に見えるため判別を間違える可能性もあります。個体によってはオスでも平ら、メスでも丸い頭をしていることもあるため、オスだと思っていたら卵を産んだということもあります。

コザクラインコのオスメスの違いはくちばしにもある

コザクラインコのオスメスはくちばしの大きさで見分けることもできます。

コザクラインコはヒナに餌を与えるのはメスの役目。そのためメスのくちばしは横幅が広めになっていて、ヒナに餌を与えやすいような形をしています。これも比較対象のオスがいなくてメス一羽だけを見てもわからないでしょう。

オスとメスのくちばしを見比べると、オスの方がほっそりとしたくちばしをしています。

メスは産卵をするため、オスに比べて骨盤が広いという特徴があります、獣医ならコザクラインコの骨盤を確かめて判別することもできますが、素人には難しくもありますよね。

コザクラインコのオスメスの見分け方は発情したときの様子で

コザクラインコもお年頃になって発情期を迎えると、オスとメスでは違った行動が見られるようになります。このおかげで性別がはっきりしたというケースも多いでしょう。

発情期を迎えたオスの行動に吐き戻しがあります

食べた餌を吐き戻す行為で、これはヒナに与えるためではなく好意を寄せているメスにプレゼントするためのものです。メスがいるのならメスに対して行いますが、一羽飼いなら飼い主やおもちゃ、鏡にうつった自分に対して吐き戻しを行います。

オスはお尻をこすりつけることもあります

本来ならメスと交尾をするときの行為ですが、飼い主の手やお気に入りのおもちゃ、ケージの止まり木など適当な物を見つけてお尻をこすりつけます。

メスの発情期にはしきりに紙をちぎりたがります

紙を細長く噛みちぎったら、自分の腰のあたりの羽の中にどんどん差し込んでいきます。面白い見た目になりますが本人はいたって真剣で、一生懸命にちぎってはさしこんでいきます。

オスがお尻をこすりつけるのに対して、メスは翼を広げて尾羽を上げるポーズを取ります。翼を広げるため飛行機のようにも見えます。
発情期の行動はオスとメスで違いがありますが、困ったことにお互いの行動を真似することもあります。オスがメスを真似して紙を噛みちぎるといったことをしだすため、性別がわかりにくくなってしまいます。
ですが、一羽飼いだと真似しようがありません。そのため、頭やくちばしで見分けるよりも簡単に性別を見分けることができるでしょう。

コザクラインコ、オスメスの性格の違い

コザクラインコのオスとメスでは、オスの方が温厚でおとなしい性格だと言えるでしょう。甘え上手な面もあるため飼い主にもべったりになることも多いですが、独占欲が強いため他の鳥を構うとヤキモチを焼いたりストレスを感じる場合もあります。

メスは好奇心旺盛で行動的、マイペースな一面もあります

オスに比べて気が強く、気に入らないと強く噛んでくることもあります。噛む力が強いので噛まれたら痛いと覚悟してください。出血することもあります。

コザクラインコの性格も個体によってそれぞれ違いがあります

オスでもメスのような性格の個体もいれば、大人しくて穏やかなメスもいます。
コザクラインコはラブバードと言われるように愛情深い鳥です。大切にしてかわいがることでそれに応えてくれますが、その反面、自分に集中していないと怒ったり攻撃してくることもあります。

コザクラインコのオスメスの完璧な見分け方は遺伝子検査

コザクラインコの性別をどうしてもはっきりさせたいのなら、遺伝子検査が確実です。遺伝子検査は動物病院でお願いすることもできますが、遺伝子検査キットも販売されています。

遺伝子検査は専門の機関で行うため、病院でお願いした場合も結果が出るまで時間が必要

コザクラインコから少量の血液を採取し、専門機関に送って検査をしてもらいます。病院でお願いした場合の費用は15,000円前後が多いようです。病院によって金額に違いがあります。

検査キットはネットや鳥の販売店で購入することができます。

爪を少しだけ深めに切って出血させ、血液を採取して専門機関に送ります。検査キットの価格は5,000円程度と病院でお願いするよりも安いですが、自分で出血させる勇気が必要です。検査キットを使うのなら止血剤を用意してから行ってください。

抜けた羽を2枚送るだけで検査が可能な専門機関もあるようです。これならコザクラインコに負担をかけることなく検査ができますよね。

コザクラインコの性別を確実に知りたい時は遺伝子検査に頼るしかありませんが、少し待つと発情期の行動から判別できるようになるかもしれません。個体差はあるものの、オスよりもメスの方が体が大きいなど小さな違いによる見分け方もあります。そのひとつひとつ確かめていきながらオスなのかメスなのかを予想してみる楽しみ方もありますよ。