セキセイインコを飼っていると、それぞれ性格に違いがあることがわかります。気が強くて活発なセキセイインコもいれば、温厚でのんびりとしたセキセイインコもいます。セキセイインコは種類がとても豊富ですが、その種類によって性格に違いがあるのかも気になりますよね。セキセイインコの性格の違いを種類や性別で紹介します。
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セキセイインコはどんな性格?セキセイインコの特徴
ペットとして人気の高いセキセイインコ。かわいらしい見た目だけでなく人によくなつくため存在感もたっぷりです。知能が高く賢いので人間との生活にも器用に溶け込み、中には知らないうちに人の会話を真似てしまうセキセイインコもいます。言葉を覚えるだけでなく歌を歌ったり、歌に勝手にアレンジまで加えてしまうこともあります。
セキセイインコの性格は個体によってバラバラです。
セキセイインコの性格と言うと人懐っこくて好奇心旺盛とはよく聞きますが、セキセイインコの中にはマイペースで人や仲間とあまり絡まないで遊ぶ性格もいれば、大人しく温厚でマイペースな性格、活発で気が強い性格など様々です。私たち人間にいろいろな性格がいるように、セキセイインコの性格もそれぞれ。性格に個性がはっきりと出るのもセキセイインコの特徴のひとつです。
セキセイインコのなかでも比較的大人しい性格の種類
セキセイインコは羽の色のバリエーションがとても豊富です。同じ種類であっても模様や色の入り具合いが様々なので、それも個性のひとつと言えるでしょう。性格の面から言うと、種類によって際立った性格の違いというものはありませんが、強いて言うのであれば、アルビノやルチノーといった種類は臆病な性格が多いとも言われています。これはアルビノやルチノーの特徴でもある赤目のためです。目が弱いことから警戒心が強く慎重になるのでしょう。また、ノーマルやオパーリンはおっとりとした性格が多いです。大人しくて温厚な性格が目立ちますが、もちろんノーマルやオパーリンのなかにも気が強くやんちゃなタイプもいます。
セキセイインコは種類とは関係なく1羽1羽それぞれ性格に違いがあります。
同じ種類であっても活発で遊び好きのセキセイインコもいれば、大人しくてのんびり屋のセキセイインコもいます。1羽飼いか仲間がいるのかでも違ってきますし、他のペットがいたり子どもがいる賑やかな環境なども影響してくるでしょう。
アルビノやルチノーといった種類は臆病な性格が多い
セキセイインコの中でもアルビノやルチノーといった種類は臆病な性格が目立ちます。これは目が強くないことが原因のようです。
アルビノやルチノーは色素がなく、目の色も黒ではなくて赤い色をしています。黒目に比べて赤目は弱く、強い光が苦手になります。このように目が弱いためか、性格も臆病で警戒心が強い傾向があります。
我が家にいたルチノーはかなり気の強い性格をしていました。他のセキセイインコに負けることなく、時には自らケンカをふっかけることもあったほどです。
セキセイインコの種類のひとつ、ジャンボセキセイインコはおっとりした性格
通常のセキセイインコよりもビッグサイズのジャンボセキセイインコも人気がありますよね。他のセキセイインコに比べると値段も少し高めですし、ケージも大きめを用意しなくてはなりませんが、それでもすぐに売り切れてペットショップでもあまり見ることがありません。
ジャンボセキセイインコは普通のセキセイインコに比べると落ち着いた印象があり、動きものんびりしています。
ジャンボセキセイインコの体重は45~60gと少し重たいですが、人によくなつくので、指や肩にもとまってくれます。一緒にまったりとした時間を過ごすことができますよ。
セキセイインコは性別によって性格に違いがある
セキセイインコは種類による性格の違いはあまり感じられません。
ですが、オスとメスという性別によって性格や行動に特徴が見られます。
- オスは人懐っこくて温厚な性格と言えるでしょう。言葉を覚えて話すのもオスの方が多いようです。これは好意を寄せているメスの鳴き声を真似て気をひくというオスの特徴からくるものでしょう。
やさしい性格のオスですが、発情期に入ると攻撃的な一面が出てくることもあります。我が家のオスも発情期に入るとメスを追い回すハンターになります。 - 一方のメスはマイペースな性格。ですが卵を産んでヒナを育てるという役目からか気の強い面も目立ちます。普段はオスほど鳴き声もあげず一人遊びをすることも多いですが、発情期に入ると巣を見つけるために狭い場所に入り込んだり紙を噛みちぎったりする行動が見られます。壁紙を噛まれたり家具のわずかな隙間に入りこむこともあるので発情期のメスから目を離せません。ときには飼い主の服の中に潜り込んでくることもあります。