ペットして人気のインコは、犬や猫と違い、アパートやマンションでも飼いやすいペットです。しかし、もしかして隣の部屋に、鳴き声が聞こえているかも、と心配になる方もいるのではないでしょうか?
そこで、インコの鳴き声対策として工夫できることをご紹介します。飼い主としてできることもありますが、インコへのしつけや接し方についても、改善できる部分があるかもしれません。
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インコの鳴き声対策に悩む方には
インコはよく鳴きよく喋る鳥です。
インコは飼い主が見えなくなり寂しくなると「呼び鳴き」をします。
インコの鳴き声対策に有効な方法
それが「アクリルバードケージ」です。
インコ自体を鳴き止ませる事ができれば良いのですが、なかなかそうはいきません。
すぐにできる対策として、アクリルバードケージは非常におすすめです。
ただし、コザクラインコやオカメインコなど元々の鳴き声が大きいインコの鳴き声をすべて防ぐ事はできません。
インコの鳴き声対策で他にも工夫できること
インコの鳴き声対策には、アクリルバードケージをおすすめしましたが、優れものなだけにお値段が少々高めです。
インコの鳴き声対策にそこまでお金をかけられないという方は、自作でケージのカバーを作ってみると良いでしょう。
インコのケージが入るくらいの箱などに吸音マットを貼っておけば、ある程度の鳴き声は軽減させる事ができます。
部屋からインコの鳴き声を外に漏らさないようにするためには、防音カーテンや防音シートを使うのもおすすめです。
部屋からの一番の音漏れの原因は、窓にあると言われています。
防音カーテンは、安い値段で種類もサイズも豊富にあるので、探してみてはいかがでしょうか?
インコのいろいろな鳴き声の聞き分け方
インコは鳴き声によって、色々な感情を表現しています。
まず、インコはお腹が空いたとき「ピッ」と短く鳴きます。
エサをあげ忘れていた場合は、急いでエサの準備をしてあげましょう。
オスのインコの場合、求愛の際にさえずるような鳴き方をします。
「ピュロロ~ピュロロ~」とさえずり出したら、愛を伝えている可能性が高いです。
オスとメスを同時に飼っていない場合は、飼い主への求愛と考えられます。
愛されている証拠なので、喜んで愛を伝え返してあげてください。
機嫌が悪い時のインコは、威嚇をするような鳴き方をします。
「ギャギャギャ」と威嚇されたら、何かインコの気に入らない事をしてしまったのかもしれません。
インコが「ピーヨピーヨ」と大声で鳴いている場合は、飼い主や仲間を呼んでいるサインです。
通称「呼び鳴き」と言い、寂しい時に騒ぐ事が多いです。
この呼び鳴きは近所迷惑になるので困ったものです。
インコは言葉を覚えようとしている時「ゴニョゴニョ」鳴く事が多いです。
飼い主とコミュニケーションを取りたがっている証拠なので、喜ばしい行為と言えるでしょう。
インコが言葉を覚えたら、たくさん褒めて喜んであげましょう。
インコの鳴き声で多い呼び鳴きへのしつけ
インコの鳴き声で、近所への迷惑が気になるのが「呼び鳴き」です。
「呼び鳴き」は、飼い主を呼ぶ鳴き方なので大きな声で鳴きます。
この「呼び鳴き」をやめさせるためには、しつけが必要です。
具体的な方法は、ズバリ無視をするという事です。
飼い主にかまってもらうために鳴いているところを、飼い主がかまってしまってはインコの思うツボです。
鳴けばかまってもらえると思わせてはいけません。
呼び鳴きがはじまっても、徹底的に無視をして呼んでも無駄だということをインコにわからせましょう。
鳴き止んで静かになったら、おやつをあげるようにします。
静かにいい子にしていればおやつが貰えると、次第に学習して無駄に鳴くのをやめるようになります。
早朝の呼び鳴きの対策のためにできること
インコは本来鳴く生き物なので、呼び鳴きは自然な行為であり、飼い主への愛情表現でもあります。
ですが、インコを飼っていない人や動物がそもそも好きじゃないという人にとっては、鳴き声はただの騒音と思われても仕方ありません。
ご近所に迷惑をかけないためにも、防音対策はしっかり行いましょう。
特に早朝のインコの呼び鳴きには注意が必要です。
まだ周りが起きていないうちから「ピーヨピーヨ」大きな声で鳴かれては、近所から苦情が来る可能性もあります。
早朝の呼び鳴きはなんとしてもやめさせなければいけません。
そんな時におすすめなのが、インコのケージの厚めの布をかぶせる方法です。
夜にインコが寝るタイミングで布をかぶせておいて、朝になってもケージが暗い状態になるようにしておきます。
そうすれば、早朝でもまだ夜だと勘違いしてインコが起きる事はありません。
飼い主が起きてから布を取り、一緒に行動するように心がけましょう。
日中の活動時間を減らす事で、余計は発情を抑える効果も期待できます。
放鳥を毎日行いしっかりと運動をさせ、優しい声で話しかけコミュニケーションをとってあげましょう。