インコが卵詰まりになってしまったときにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
手術や入院が必要となるときには、このくらいの費用がかかるようです。インコの体調がいつもと違う、なんだか様子がおかしいと思ったときにはできるだけ早く病院へ連れていきましょう。
動物病院によっては診てもらうことはできても、手術ができない、専門ではない場合もあるので確認しておくといいでしょう。
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インコの卵詰まりの手術の費用について
インコが自力で産卵することができず、卵詰まりになってしまったら獣医による処置が必要です。
卵詰まりの状態によっては保温してもう少し様子を見たり、カルシウムを補給したりお腹を圧迫して自力で産卵できるようにする場合もあります。卵の状態に問題がなければ手で卵を絞り出すこともあります。
卵詰まりの手術を行った場合、その費用は2万円を目安にしてください。
これは手術の費用の相場で、この他に必要な処置があったり入院が長くなれば費用も更にかかってきます。病院によっても違いはあり、インコの手術となると犬猫中心の動物病院では行っていないこともあります。手術の費用だけでなく、十分な処置のためにもインコを診られる病院を見つけておき、費用も余裕をもって用意してください。
インコが卵詰まりかもと思ったら早めに病院へ行きましょう
インコの体に中に卵ができたら、お尻のあたりがふっくらと膨れてきます。
普段からインコの体型や行動に注意をしておくことも大切です。インコによっては発情したときからお尻が膨れたり、または卵ができても全く目立たない場合もあります。
卵ができたら、通常であれば当日中またはその翌日に産卵をします。卵があることを確認できたら保温をして静かな環境にケージを移し、注意深く観察してください。
卵があるのになかなか産もうとはしないで、次第に食欲がなくなったり羽を膨らませてじっとしている場合は卵詰まりの可能性があります。
卵が詰まっているために便も出てこないこともありますので、便をしているかどうかも確認してください。
インコが卵詰まりで入院するときにかかる費用
インコが卵詰まりになったとき、無事に自力で産卵するまで、もしくは手術をしたことで入院になる場合があります。インコの入院の費用は病院や処置によって違いがありますが、相場は1日2000~5000円位と思ってください。インコは人のように保険がありません。ペット保険をかけているのなら別ですが、小さなインコでも保険がないので費用も高くなってきます。酸素室に入ったり強制給餌や注射など、入院期間中の処置によって費用も更に高くなってしまいます。
インコの卵詰まりは冬に起きやすい普段から気をつけましょう
インコが卵詰まりを起こしてしまう原因には、まだ若鳥であったり、または老鳥で体力がない場合、栄養不足や環境の変化、寒さなどがあります。インコに卵ができたときは無事に産卵できるように保温をしてあげることが大切です。なので寒さや冷えが心配な冬は特に気をつけてください。
インコに卵ができたら、まず保温してください。寒がっている様子が見られなくても、無事に産卵できるようにいつもより暖かくします。寒さにより産卵が難しくなりますので、特に冬は注意が必要です。インコのケージを保温して、静かで落ち着ける環境に整えてください。
カルシウムやビタミンを与えることも大切です。卵の殻はカルシウムからできています。カルシウムが不足すると卵の殻がしっかりと作られず、殻が柔らかいため産卵がスムーズにいきません。そのため卵が詰まってしまいます。
インコの卵詰まりは費用がかかる!普段の健康診断も忘れずに
インコの健康のためにも、元気で問題がなくても動物病院で定期的に健康診断を受けるようにしてください。
羽を広げて異常がないか確認し、脚の握る力や爪、目、ろう膜など至るところを確認してくれます。胸に聴診器を当てることもあります。
続いて口から細長い器具を差し込んでそのう液を取り、そのう液の中の菌の状態などを確認します。便の検査もします。ここでちょっとした問題がみられたら早めに対処することができます。我が家のセキセイイインコも見た目には問題がなく元気いっぱいでしたが、まぶたに赤みがある、触診をした感じでは発情している、その液の菌が通常よりも多いなど、全く気が付かなかったことを指摘されたことがありました。発情やまぶたの赤みは日常生活で注意をしながら様子をみることになり、そのう液に関しては薬を処方されました。早いうちだったので、すぐに良くなりました。