セキセイインコの性別はどのようにして見分ければいいのでしょうか。ある程度大きくなるまで見分けるのが難しいとされるセキセイインコの性別の見分け方とは?
また、セキセイインコの性格は性別によってどのような特徴があるのでしょうか。
小さいときには甘えてくれたのに、成長したら甘えてくれなくなったということもあるそうです。気になるセキセイインコの特徴を紹介します。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
セキセイインコにおすすめの食べ物と与えてはいけない危険なもの
セキセイインコの健康も食べ物が決め手です。健康で丈夫な体を作るためにはバランスのとれた食事が大切...
セキセイインコが卵を温めない原因と対策・有精卵を産ませる方法
セキセイインコが卵を産んだのになぜか卵を温めない事に御紋を感じている人もいるのではないでしょうか。...
セキセイインコは鳴き声で感情がわかる。オスは言葉を覚えやすい
セキセイインコのオスはさえずるのが大好きです。食べているときと眠っているとき、羽の手入れをしている時...
スポンサーリンク
セキセイインコの性別の見分け方について
鳥類のオスは派手な見た目でメスを誘い子孫を残そうと一生懸命です。
そのため、どんな鳥もメスよりオスの方が派手な色である事がほとんどです。
セキセイインコの場合も、メスよりもオスの方が派手な見た目をしています。
ただしパッと見てわかるほど大きな違いではないので、よーく見てしっかりとチェックするようにしましょう。
セキセイインコのオスがメスよりも派手な箇所は「ろう膜の色」と「脚の色」
ろう膜とは
セキセイインコのくちばしの上部分の事で、オスの場合は鮮やかな青色をしています。
メスの場合は白やベージュなど地味な色をしています。
脚の色
オスの場合は青色で、メスの場合は肌色です。
脚の色はろう膜の色ほど正確な違いはないので、セキセイインコの性別はろう膜の色でチェックするのが一番確実でしょう。
素人には判断が難しく、触ってみると違いがわかるかもしれません。骨盤は、メスの方が広く、低い位置にあるのが特徴です。
これもまた素人では判断が難しく、オスとメスを並べて比べなければ判断が難しいでしょう。
セキセイインコの雛の性別の見分け方
セキセイインコは雛の場合、まだろう膜の色が変わりはじめていないため、見た目で性別を見分けるのは非常に難しいですが、ろう膜の鼻孔あたりをよーく見ると、ちょっとした違いを発見する事ができます。
雛のろう膜の色は薄いピンク色、性別がメスの場合だけ鼻孔の周りが白くなっています
ちょっとした違いですが、この方法で性別を見分ける事ができます。
セキセイインコの性別を100%正確に知りたい場合は、血液検査を行うしかありません。
少量の血液を専門の機関で検査するので、性別を間違える心配がありません。
セキセイインコはオスとメスで性格が異なります
一般的に、オスの方が懐きやすく寂しがり屋で、メスの方がクールでマイペースな性格であると言われています。
どうしても飼いたい性別がある場合は、きちんと検査をしてから飼った方が良いでしょう。
セキセイインコは性別によって性格が違う?オスの性格
セキセイインコはオスの場合、メスよりもおっとりとした性格である事が多いです。
メスよりもお喋り上手で早く言葉を覚えると言われています
人間の場合、どちらかと言うと女の子の方が言葉を覚えるのが早くお喋りだと言われていますが、セキセイインコの場合は違うようです。
人懐っこく大らかな性格で、綺麗な鳴き声を出します。
コミカルな動きをするなど、面白い性格である事も多いようです。
セキセイインコのメスの性格について
セキセイインコはメスの場合、オスよりも気が強く荒っぽい性格である事が多いです。
巣を守らなければならないという本能から、そのような性格になっていると考えられます。
- オスと比べるとあまり鳴かず、お喋りを覚えるのも遅い傾向にあるようです。
- 発情期になると、鳴くというよりも叫ぶような鳴き声を出すのも特徴的です。
- 人間にはあまり媚びず、個々で遊んだり鳥同士で遊んだりする事が多いようです。
飼い方によって変わることは?セキセイインコの性格
セキセイインコは、仲良くなれば手乗りして遊べるくらい懐いてくれます。
手乗りのセキセイインコに育てたければ、人の手が怖いものではないと認識してもらうこと
人の手に慣れてもらうようにしましょう。
- まだ生まれて間もない雛の場合、警戒心が弱く手から直接エサを与えても食べてくれます。
- 手でエサを与える事で、人間の手への恐怖心をなくし簡単に慣れてもらう事ができます。
と諦めるのはまだ早いです!
成鳥の場合でも、時間はかかりますが少しずつ距離をつめて信頼を獲得していけば手乗りしてもらえるようになります。
早くても数ヶ月はかかるのが普通なので、焦らずに長い目で見て仲良くなっていきましょう。
人の目線よりも高い位置に置いてしまうと、人を下に見て馬鹿にするようになる恐れがあります。