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インコの鳴き声が「キュー」と聞こえるなら、まずは体調確認

インコは「ピー!ピー!」という愛らしい呼び鳴きから、「ギャギャギャ!」などのような激しい鳴き声まで、怒っているときや嬉しいとき、甘えているとき、その時々の感情を様々な鳴き声に乗せて伝えてくれますよね。

いろいろな声を聞かせてくれるインコですが、「キュー」と鳴く時には病気の可能性もあるので注意が必要です。
ですが、「キュー」と鳴いたからといって必ずしも病気とは限りません。
元気な時にも聞かせてくれる鳴き声ですよ。

もしも「キュー」と鳴くなら、まずは体調を確認することから始めましょう。
ここではインコの体調の確認方法や病気以外で「キュー」と無く時についてご紹介します。

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インコの鳴き声が「キュー」と聞こえるならまずは体調確認

インコはいろいろな鳴き声を持っています。その上、人の話し声や動物の鳴き声、ゲーム音などを真似したり、それをアレンジして鳴くこともあります。

インコが聞き慣れない「キュー」という鳴き声を出したときは気をつけてください。このキューという声は病気のときに出す声でもあります。

インコがキューと鳴くようになったら、まずはインコの体調を確認してください。

インコは具合が悪いことを隠す習性があります。心配になってインコを見つめたとことで、なんともないよと普段通りに過ごしてみせるかもしれません。ケージから離れて遠くからも様子を伺っておきましょう。

インコのキューという鳴き声が病気の場合は、内蔵や呼吸器の疾患が疑われます。声を出しているときに苦しそうな様子をしているかどうかも確認してください。羽をふくらませてじっとしていたり、食欲がなくエサを食べようとしない場合はかなり具合が悪いときです。すぐに保温をして動物病院へ連れて行ってください。

キューという鳴き声は元気なときにも出します。まずはインコの体調を確認し、元気なら良いのですが、少しでも不安があるときは獣医さんに一度診てもらうと安心です。

インコが元気なら鳴き声が「キュー」でも心配ない

インコがキューという鳴き声をあげても、体調に問題がなく元気なら心配はいりません。

キューという鳴き声は飼い主に甘えているときに出すことがあります。

例えば羽をかいてあげている時にキューとはキュッキュッといった小さい声をあげることがあります。自分で羽繕いをしている時にも出したり、他のインコからかいてもらっている時に出すこともあります。甘えていたり、気持ちが良いという時にあげる鳴き声のようです。

我が家のセキセイインコは寝かせるときや出かけるとき、遊んでいたおもちゃが下に落ちてしまった時などによくキューという細くて切ない声をあげていました。淋しい、悲しいという気持ちを示したいときに出していたように感じられたのですが、インコによっては自分なりに鳴き声を変えてみているのかもしれません。

「キュー」以外でも注意したいインコの鳴き声

インコのキューという鳴き声の他にも、病気の可能性がある注意したい鳴き声があります。

ピーとかギャギャとか、いつもよく聞く鳴き声ではない聞き慣れない鳴き方をしていたときは気をつけるようにしてください。

  • プシュという音ならくしゃみです。くしゃみをした時は鼻水が飛び散る場合もあります。ただのくしゃみはよくあることですが、くしゃみと一緒に鼻水がよく出ていたり、または頻繁にくしゃみをしている場合は病気にかかった可能性もあります。
  • また、プツプツといった声が聞こえたときは呼吸器官が良くない状態で病気が疑われます。気管の病気の可能性がありますので、動物病院で診てもらってください。
  • ピッやチッと短く鳴いているときは、恐怖や不安を感じているか警戒しているときです。インコが不安を感じている原因を見つけ、取り除いてあげてください。インコの周りに不安材料が見当たらなくても、外にいる天敵が視界に入って警戒していることもあります。窓際などにケージをおいている場合は場所を移動するなど対処してください。ストレスがかかった状態のままにしておくとインコの体調を崩したり、毛引き症などになる可能性もあります。

心配になるけど問題ないインコの鳴き声

インコの鳴き声といったらピーピーというよく通る元気な声です。他にもギャギャギャギャといった非常にうるさい声をあげることも多いです。このギャギャという声は怒っているときや警戒しているときに出す鳴き方です。我が家のセキセイインコもカゴに入れようとした時にギャギャと鳴いて逃げ回ったり、インコ同士でケンカをするときにもよく出しています。

気分よくさえずっている声も特徴がありますよね。いろいろな鳴き声をミックスさせて、インコそれぞれオリジナルにアレンジして鳴き続けています。ピーとかキュといった気分が良いときに出す声の他、ギャギャといった怒りの声も混ぜて鳴いています。

ギョリギョリといった声はインコがリラックスしている時に出します。

くちばしをすり合わせて出すので、声というよりは音でしょうか。たくさん遊んでケージに戻った後やエサを食べて満腹になった時、ケージに布を被せて寝かせるときによく聞く音です。満足をしたときや寝る前などに出すようです。この音が聞こえると飼い主もまた満足感でいっぱいになりますよね。

鳴き声からインコの気持ちを知ることができる

インコがピーピーと鳴いているときは、気分が良いときの他に、仲間や飼い主を呼んでいるときにも出します。

この呼び鳴きは自分の欲求が通るまで出し続けることも多いです。ピーピーと鳴いているけれど家事で手が離せず、放っておくと30分以上も鳴き続けていました。呼び鳴きされた時はそのうち諦めるだろうとは思わないで、すぐに駆けつけてあげた方が良さそうです。

ピュロロと鳴く声はオスがメスに向かってあげる声です。

甘ったるい鳴き方で、メスに顔を突き合わせて鳴いているので、様子から見てもラブコールとわかりやすいです。

プルプルと小声で鳴くこともあります。

これは不満や軽い怒りを表しているようです。我が家のセキセイインコも、リラックスしている時に顔を近づけたりちょっかいをかけようとしたら、不満たらたらの様子でこの声を出します。

チチっとかピッと短く鳴く声には威嚇や怒りがあります。

インコ同士でエサやおもちゃ、ブランコを取り合っているときによく出しています。

インコは言葉で会話はしませんが、鳴き声で感情を読み取ることができます。鳴き声の種類とその意味を知っておくと、インコのことをより理解することができますよ。