セキセイインコのくちばしが長いと餌を食べる時や羽繕いをする時など、セキセイインコの日常生活に支障が出てしまいます。くちばしも爪のように伸びるのか、長過ぎる場合はカットする必要があるのかと不思議に思いますよね。
セキセイインコのくちばしは普段の生活で自然に手入れがされているので長くなることはありません。それでも伸びてしまう場合は病気の可能性が高くなります。また、病気以外が原因でくちばしが長くなる場合なら飼い主にもできる対策があります。セキセイインコの健やかな毎日のためにひと工夫してみましょう。
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セキセイインコのくちばしも放っておくと伸びます
セキセイインコのくちばしは固く爪のような質感です。よく見ると先の方が白くなっていて、これも爪が伸びているのと同じように見えますよね。
セキセイインコのくちばしは何もしないで放っておくと少しずつ伸びていきます。長く伸びすぎることがないのは、毎日少しずつ削れていくためです。
また、セキセイインコは固い殻のついた種子を食べます。セキセイインコ用のペレットもかなり固い粒にです。
セキセイインコは日常生活の中で自然にくちばしが削れていくので、長く伸びることはありません。
一日の終わりの寝る前にはくちばしをこすりつけてギョリギョリという音をたてますよね。これはくちばしの形を整える役割があります。セキセイインコが何気なくしていることにもちゃんと意味があるのです。そのおかげでいつも丁度良い長さできれいな形のくちばしが維持できています。
セキセイインコのくちばしが長いのは病気のため
セキセイインコが健康な日常生活を送っているのなら、くちばしが長くなりすぎることはありません。それでもどんどんくちばしが長くなる場合は病気が疑われます。
くちばしが長くなるのは肝臓の状態が良くないことが考えられます。
くちばしの成分でもあるケラチンは肝臓で作られます。肝臓が正常に働いていないとくちばしに影響がでやすくなります。
ダニが原因でくちばしが長い場合もあります
セキセイインコのくちばしが長く伸びていくのにはもう一つ怖い原因があります。
トリヒゼンダニが寄生することでかかる疥癬症です。
くちばしやろう膜のあたりにダニが住みつくとくちばしが伸びて変形したり、ろう膜がボコボコと盛り上がってきます。次第に顔全体や脚、爪にまで広がっていきます。
見た目がどんどん変わっていき、くちばしや爪が変形したり、顔に広がって目を塞いでしまうこともあります。もっと重症になると、くちばしがのびるだけでなくアヒルのように前に飛び出してきたり欠け落ちてしまうこともあります。自力で餌を食べることができなくなり、衰弱して命を落とすこともあります。
鳥同士の間で伝染しますので、鳥を複数飼っている場合は疥癬になったセキセイインコを隔離する必要があります。
セキセイインコのくちばしが長い場合でも飼い主が切らないで
セキセイインコのくちばしが長いと餌が食べにくいなど、日常生活が不便になることがあります。セキセイインコのくちばしの伸びた部分を少しだけ切ってあげたくなるでしょう。
くちばしが長くて不便そうな場合は病院で相談してください。病院では機械を使って削り、痛み止めを処方することもあります。
病気が原因ではないのなら、飼い主ができる対策があります
肝疾患や疥癬などの病気ではない場合は、くちばしが長くなる原因を考えてみましょう。通常であればセキセイインコのくちばしが長くならないのは、固い物をかじっている時に自然に削れていくからです。噛じることがないのなら、くちばしも長くなってしまいますよね。
セキセイインコの食事も見直してみてください。殻付きのシードや固いペレットを与えているのなら、自然とくちばしが削れていきます。カトルボーンのような固いものを食べることでもくちばしが研がれていきます。むき餌を与えているのなら、殻付きまたはペレットに変えてみましょう。むき餌は与えた方が飼い主としてはらくですが、セキセイインコにとっては良くありません。殻付きに比べると栄養価が低く、また、殻をむくことはセキセイインコの楽しみでもあります。
カトルボーンやボレー粉などを与えていない場合もくちばしに影響が出てしまいます。カルシウムを与えて適度な日光浴をさせることで丈夫な骨やくちばしの健康を維持することができます。