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セキセイインコは性別によって性格が違う?オスの性格について

セキセイインコは人によくなついてくれるし、おしゃべりも上手です。人間の言葉を教えたいのならオスの方が良いと聞きますよね。セキセイインコの性格は個体によって様々ですが、性別による特徴の違いもあります。
オスのセキセイインコは賑やかで人懐っこい反面、寂しがり屋であったり攻撃的な面も持っています。セキセイインコのオスを飼っている人なら、オスならではの性格を理解することでコミュニケーションにいかしたりお世話もしやすくなりますよ。

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セキセイインコはオスの方がなつきやすい。オスの性格について

セキセイインコがいると毎日がとても賑やかになります。一緒に遊んで楽しむこともできれば見ているだけで癒され、見た目がかわいさだけなくいろいろな表情を見せてくれますよね。セキセイインコを複数羽飼っている人なら、それぞれの性格の違いにも驚かされるのではないでしょうか。

セキセイインコは個性豊かではありますが、性別による特徴もあります。

オスのセキセイインコは穏やかでおっとりとはしていますが、好奇心旺盛で積極的、行動的なところもあります。

フレンドリーな性格のため人になつきやすいのもオスです。なかには甘えん坊で人にべったりという場合もあり、飼い主の姿が見えなくなっただけで呼び鳴きをすることもあります。

やさしい性格が多いので、怒って噛んでも痛くないという場合が多いでしょう。攻撃をしても飼い主の指をつっつく程度。メスのように血が出るほど強く噛むこともありません。ですが、発情期になると攻撃的になり、メスを追い回し続けることもあります。また、お気に入りの場所やおもちゃへの執着が強く、寄ってきた仲間のインコに攻撃をしかけることもあります。

セキセイインコのオスなら言葉を覚えてくれるかも

セキセイインコのオスはよく鳴くという特徴があります。

日中ならずっと声を出していることも珍しくありません。静かな時はエサを食べているか羽繕い中だけです。我が家にはエサを食べながら時々ピーと鳴いたり、羽の手入れ中にも小さな鳴き声を上げているオスがいます。

鳴き声がきれいなセキセイインコですが、人間の言葉を上手に話すセキセイインコもいますよね。自分の名前や挨拶の言葉、なかには昔話のような長い文章を覚えていたり歌を覚えて歌ってくれるセキセイインコもいます。

人間の言葉を覚えるのはオスの方が得意です。

オスはお気に入りのメスの気を惹くために、そのメスの鳴き方を真似るという習性があります。同じように大好きな飼い主の言葉を真似たり、よく聞く単語を覚えるのもオス独特の習性のためです。もちろん、メスでも言葉を覚えて話すセキセイインコもたくさんいます。先に言葉を覚えたセキセイインコから教えてもらって話すようになるケースもあります。

言葉を教えたいときは、まずセキセイインコの注意を自分に向け、同じ言葉を繰り返し聞かせてください。セキセイインコは大人しくじっと聞いていたら、きっと覚えようとしているのかもしれません。根気よく何度も聞かせてみてください。低い声よりは高い声の方が聞き取りやすくなるので、男性よりも女性や子供の声の方が覚えやすいようです。

セキセイインコのメスは大人しいけれど気が強い。メスの性格について

セキセイインコのメスの性格は大人しくマイペースと言われていますが、かなり気が強いと感じることもあります。

楽しい遊びを見つけて一人で遊んでいることも多いため、それを邪魔するようなら攻撃をしてくることもあります。その攻撃は容赦ない時もあり、噛まれたところから出血したりあざになることも珍しくありません。特に発情中は攻撃的になるため注意が必要です。メスは卵を産んでヒナを育てるのですから、強くて当然とも言えるでしょう。

メスはオスに比べると鳴き声をあげるたりさえずることも少ないですが、なかにはオスと同じくらい鳴いたり、人間の言葉をたくさん話すメスもいます。マイペースな性格のため一人遊びも上手ですし、気分によって飼い主にべったりしてくることもあります。

発情期になるとオスとは全く違う特徴がみられます。

巣作りの行動が見られ、普段は警戒するような暗い隙間を気にしだしたり、時にはどんどん入り込むこともあります。

飼い主にまとわりつき、長い髪の毛の人だと首と髪の隙間に入り込んだり洋服の中に潜るメスもいます。飼い主にとっては嬉しくもなりますが、発情は産卵や生殖器系の病気のリスクを高めるため、できるだけ発情させないようにしなくてはなりません。

セキセイインコの性格は好奇心旺盛。飼育するときの大切なポイント

セキセイインコは警戒心が強いながらも好奇心旺盛で積極的です。飼い主の姿が見えるとすぐにケージから出してとアピールしてくるセキセイインコも多いでしょう。自由に家の中を飛び回り、興味を持った物には怖がることなく近づいていくこともあります。
そんなセキセイインコですから、ケージの中に入れたままではかわいそうです。一日のうちに最低でも1回はケージから出して自由に飛ばせ、一緒に遊ぶようにしてください。毎日決まったタイミングで放鳥していると、セキセイインコの方もそのタイミングでケージから出る準備を始めてくれます。羽や足を伸ばしてストレッチをし、扉の前で待つようになりますよ。

セキセイインコは注目を集めることが大好きでもあります。飼い主の注意をひき、一緒に遊ぼうと誘ってくることもあります。セキセイインコをケージから出してもゲームやテレビに夢中になっていると邪魔をしてくることもありますよね。我が家のセキセイインコも、テレビ画面を見ると顔面にとまろうとしたり、眼鏡に無理矢理とまってきます。パソコンに向かっているとマウスに側に陣取り、マウスを持とうとする手を噛んできます。
観葉植物にも気をつけてください。大抵の観葉植物はセキセイインコにとって有毒なのでセキセイインコが噛んだり食べないように注意が必要です。インコが行かない場所に移しておくと良いでしょう。

飼い主によく慣れているセキセイインコなら、飼い主と一緒に家中どこまでもついて行こうとします。肩の上に乗ったままでいたり、飼い主の後を追って飛んでくることもあります。洗濯物を干そうとベランダに出るときや、宅配便が来たため玄関に向かう時などは注意が必要です。
調理中も気をつけてください。水道から出している水で水浴びをしようとする場合もあれば、火にかけている鍋に興味を示す場合もあり、いつキッチンまで飛んでくるかわかりません。
普段は全く気にかけていないのに急に興味を示したり、または聞き慣れない音に驚いて逃げたため窓ガラスにぶつかったり鍋の中に落ちるというケースもあります。

セキセイインコをケージから出したときは目を離さないことが大切です。家事をしながらセキセイインコを出すのではなく、セキセイインコと遊ぶ時間と考えて出すようにしましょう。

セキセイインコを飼いたい!オスとメスの見分け方

セキセイインコは性別ならではの特徴がありますので、言葉を教えたいからオスが欲しいなど、性別を選んで飼いたいと思うこともありますよね。また、つがいにしたいのであえば性別を見分ける方法を知っていなければなりません。

成鳥のセキセイインコであれば、鼻の部分のろう膜の色で見分けることができます。

ろう膜の色はセキセイインコの品種によっても違いがあります。ノーマルのセキセイインコならオスは青色、メスはベージュ又は茶色になります。オパーリンもノーマルと同じ見分け方になります。
アルビノ、ルチノーの場合はろう膜が青や茶になることはありません。メスはヒナのときとあまり変わりがなかったり、色がついてもほんのりとしたピンクです。オスはメスよりも濃いピンクや紫がかったピンクになります。ハルクインもアルビノと同じ見分け方をします。

ヒナの性別を見分けるときは品種による違いはありません。ヒナはオスもメスもろう膜は同じ状態です。ただ、メスは鼻の穴の周りが白くなっていますので、この微妙な違いで性別を判断します。ヒナの場合は非常にわかりにくいため、セキセイインコに詳しい人や獣医でさえ間違えることもあります。性別をはっきりさせたいのなら血液検査の方法がありますが、ヒナにとって負担がかかる上に検査料金は高額になります。

希望していた性別ではなくても、一度迎え入れたセキセイインコは家族の一員です。大切に育ててくださいね。