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セキセイインコの産卵。卵ができたら気をつけておきたいこと

セキセイインコのお腹に卵があることに気づいたら、いつ産卵するのか、産卵した後はどうしたらよいのかいろいろ心配になることでしょう。セキセイインコは卵詰まりになることも多いと聞きます。スムーズに産卵するために飼い主としてできる限りの手助けをしたいと考えますよね。セキセイインコが産卵するときの様子や産卵した後で気をつけたいことなどをお伝えします。

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セキセイインコが産卵するときの様子について

セキセイインコのメスが発情期になると気になるのが卵です。

セキセイインコはメス一羽だけ飼っている場合でも卵ができます。

オスと交尾をせずにできた卵は無精卵のため、ヒナがかえることはありません。

それでも卵を何個も産み、一生懸命にあたため始めます。けなげな様子ですが、飼い主としてはお腹にできた卵を産卵するまでは落ち着きませんよね。

セキセイインコに卵ができるとお腹のあたりがふっくらとします。卵が入っている分、体重もいつもより増えますし、膨らんだお腹を指で触ってみるとコロンとした丸い卵を確認することができます。便が通常の数倍の大きになります。

お腹に卵があることがわかったら、その日のうち、または翌日には産卵をします。鳥は簡単に卵を産むようなイメージがありますが、決してそのようなことはありません。セキセイインコにとっても産卵はとても苦しくつらいものです。

セキセイインコに落ち着きがなくなってきたら、いよいよ産卵のはじまりです。最初のうちは止まり木を行ったり来たり、ケージの下に降りたかと思ったらまたすぐ上がることを繰り返したりします。そのうちケージの下の隅で卵を出そうといきみ始めます。
なかには止まり木の上から卵を産み落としたり、ケージから出て飼い主の手の上や服の中に潜り込んで産卵することもあります。つらそうな声を上げて産む様子から、セキセイインコであってもお産は大変であることがわかるでしょう。

セキセイインコの産卵のペースと卵の数

セキセイインコが1個卵を産むと、その後は1日おきに産卵をし続けます。

全部で5~6個の卵を産みます。ですが、1個しか産まないこともありますし7個以上産むこともあり、産卵にも個体により差があります。数日間産卵せずに落ち着いたとわかるまでは慎重に見守るようにしましょう。

産卵した後はその卵が無精卵であってもあたため始めます。

なかには卵が2個以上になってから抱卵を始めるセキセイインコもいます。

卵を抱かないで放置している場合でも、卵は取り上げずにそのままにしておいてください。卵がある程度の数になるまでは産卵をし続けようとします。7回8回と繰り返すことは大変危険なことです。産卵はかなりの体力を使い、体内の栄養やカルシウムがどんどん奪われていくため、産卵を繰り返すことでセキセイインコが衰弱をしていきます。

卵にヒビが入っていたり割れてしまった場合は取り除き、その代わり疑卵を入れておきましょう。

疑卵はペットショップなどで購入することができます。産卵をストップさせたい時にも使うことができます。ただし、セキセイインコによっては本物と疑卵をしっかり見分け、疑卵をよけてしまう場合もあります。小さなヒビくらいなら捨てずにとっておいて、擬卵をよけてしまう場合はまた元に戻してそのままあたためさせた方が良いでしょう。

セキセイインコの産卵で気をつけたいこと

セキセイインコに卵ができてしまったら、無事に産ませることに力を入れましょう。

セキセイインコにも多いと言われる卵詰まりだけは避けたいところです。

卵の殻はカルシウムで作られるため、卵ができるときにセキセイインコの体内のカルシウムがどんどん使われてしまいます。セキセイインコがカルシウム不足になる心配もありますが、卵の殻がしっかり作られないことでスムーズに卵が出てこない恐れもあります。

卵ができたらカルシウムをしっかり与えてください。セキセイインコ自身もいつもより多く食べようとします。ボレー粉やカトルボーンを欠かさないようにし、更にカルシウムのサプリメントも使うと良いでしょう。

カルシウムを体内に取り入れるためには日光浴も必要です。日光浴をすることで体内にビタミンDが作られ、カルシウムを吸収しやすくなります。
日光浴は窓越しではあまり意味がありません。窓を開けて直接太陽の光を浴びさせるか、ケージをベランダに出して日光浴させましょう。1日20分程度で十分ですが、寒い日や風が強い日以外はできるだけ毎日日光浴をさせてください。
セキセイインコがいるケージを外に出すわけですから、ケージの扉がしっかり閉まっていることを確認し、カラスや猫など外敵に狙われたりしないようにセキセイインコの側についていてください。

卵ができたとわかったらケージの中や室内の温度をいつもより高くしてください。暖かい方が産卵しやすくなります。静かで落ち着いた環境に整えることも大切です。不安を感じたり落ち着けない場所ではストレスから産卵ができなくなることもあります。

セキセイインコがなかなか産卵しないとき

セキセイインコのお腹の中に卵があることがわかったのに、なかなか産卵する様子がないときは卵詰まりかもしれません。

卵詰まりの症状

  • 羽を膨らませて動かない
  • 食欲がない
  • 便が少ない、便を出していない
  • 力んでいる様子が見られるのに卵が出てこない
  • 床でうずくまる

卵詰まりの症状が見られた場合、もしくは卵を確認してから24時間以上たっても産まないときは病院へ連れて行ってください。
病院では産卵を促すための注射をしたり、自力で産卵できないような場合はお腹を圧迫して卵を押し出します。
セキセイインコに体調が悪そうな様子が見られない場合でも、突然ショック状態になることもあります。卵詰まりは命を脅かす大変な状態だと理解して、早めに対処することが大切です。

有精卵の場合は孵化するのを楽しみに待ちましょう

オスとつがいで飼っている場合なら有精卵なのでヒナがかえります。

普段はオスとメスの仲が良くないという場合でも発情期になると交尾をすることもあります。飼い主さんが見ていないところで交尾をしている可能性もあります。有精卵であれば、ヒナの誕生を楽しみに待ちましょう。

セキセイインコが卵をあたため、子育てしやすい環境を整えてください。巣箱を用意したり、かごやボックスなどをケージの底の片隅に置いて、その中に卵を入れてください。ケージの上からタオルなどを掛けて薄暗くすると、落ち着いて抱卵することができます。

卵が孵化するのは抱卵をはじめてからおよそ20日前後です。

いつヒナがかえっても良いように、メスが卵をあたためている場所を保温してください。ヒナのいる場所が30度前後になるようにします。

ヒナがかえると小さな鳴き声が聞こえてきます。親鳥がヒナに餌を与えるため、いつもよりたくさん食べるようになります。餌はバランス良く十分な量を用意しておきましょう。
ヒナを手乗りにしたいのなら、孵化してから2~3週間を目処に親元から離します。今度は飼い主が親鳥に代わってヒナに餌を与え、育てることになります。その時までヒナのための飼育道具を揃えておいてください。ヒナは一日数回のさし餌が必要です。飼い主さんも忙しくなりますが、人によくなつくかわいいセキセイインコに育て上げてくださいね。