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セキセイインコの独り言は言葉の練習中。楽しみに待ちましょう

セキセイインコから独り言が聞こえてくることがあります。これはどんな気持ちでいるのか、何て言っているのか興味がありますよね。セキセイインコがゴニョゴニョとつぶやいているときはおしゃべりの練習中です。人が話す言葉を真似しようと小さな声でブツブツ練習をしているのです。自信がついたら大きな声でおしゃべりするようになりますので、楽しみに待ちましょう。

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セキセイインコの独り言はおしゃべりの練習中

セキセイインコはゴニョゴニョと何かつぶやいていることがありますよね。普段の鳴き声とは違う、いかにも独り言のようなブツブツといった鳴き声です。

人間の言葉を真似できるように練習をしているのです

飼い主が話す言葉を思い出して、同じように発音できるよう繰り返して練習をしています。

最初は小さな声でゴニョゴニョ、グジュグジュと聞こえてきますが、自信がついたら大きな声でしっかり話してくれるようになりますよ。

夜の寝る前のリラックスタイムや、ケージにカバーをかけて暗くした後でこの独り言が聞こえてくることが多いです。寝る前に日中聞いた気になる言葉を思い出し、こんな感じだったなと練習しているのです。

セキセイインコが言葉を話せるようになった時はちゃんと褒めてあげてくださいね。セキセイインコは飼い主の言葉や様子をしっかり見ています。嬉しそうな表情で褒めてあげることで、セキセイインコも嬉しくなってもっと言葉を覚えてくれるようになりますよ。

セキセイインコが眠たい時にも独り言のようにさえずります

セキセイインコが小さくさえずっている声も独り言に聞こえることがあります。片足をあげたままや、背中の羽の中にくちばしを埋めたまま小さな声でさえずり続けているのは眠たい時に見られる様子です。気分が落ち着いている状態で、これからお昼寝に入るということも多いので、そっとしておいてあげましょう。

そのうちさえずりが聞こえてこなくなり眠ってしまうこともあれば、30分以上そのままさえずり続けることもあります。ひとしきりさえずったら起きて行動開始することもあります。

おしゃべりの練習ではなくて残念ですが、眠たくてウトウトしていたり気分良くリラックスしている時なので、静かにそっとしてあげてください。

セキセイインコの独り言が聞こえたら言葉を教えてみよう

セキセイインコが言葉の練習をして独り言を言っているようなら、おしゃべりをしてくれるチャンスです。このチャンスを逃さずに言葉を教えてみましょう。

セキセイインコに言葉を教えるときは、まず1つの単語に絞ってください

一度にいろいろな言葉を教えるとセキセイインコも混乱してしまいます。ピーちゃんという名前を話せるようになって欲しいのなら「ピーちゃん」と何度も聞かせます。この時、ぴーすけとかピーたんとアレンジしてはいけません、ピーちゃんという一語だけに絞って教えます。

日常生活でよく聞く言葉が覚えやすいようです。「おはよう」という挨拶や自分の名前、「かわいい」のようなセキセイインコに向かって言う言葉を最初に覚えて話すことが多いです。また、セキセイインコの名前ならパ行が発音しやすいとも言われています。

人の笑い声やスマホの電子音などを先に真似することもあります

セキセイインコが言葉を話すようになると、日常生活で聞こえてくる気になる言葉や音をどんどん真似することもありますので気をつけておきましょう。声のトーンまで真似るので、お父さん!と怒って呼ぶ声もそのままの口調で話すようになりますよ。

言葉の練習を始めて独り言が聞こえてきたら、1~2週間で話せるようになる場合もあれば1~2ヶ月かかる場合もあります。なかなか話してくれなくても諦めず、根気よく教え続けるようにしてください。

セキセイインコが眠たいときやこちらに興味を示していない時は教えても無駄です。落ち着いた気分で飼い主に集中してくれる時は言葉を教えるチャンスです。じっと耳を傾け、覚えようとしてくれますよ。

セキセイインコがおしゃべりできるのは舌の形にある

セキセイインコやオウムはおしゃべりが得意ですが、全ての鳥が人間の言葉を話すわけではありませんよね。頭が良いと言われているカラスも、ワンワンという犬の鳴き声を真似ることはあるようですが人間の言葉を話すというのは聞いたことがありません。

セキセイインコが人間の言葉をそっくり真似て話すことができるのは舌の形にあります。セキセイインコは舌は肉厚で舌先は丸くてコロンとした形をしています。

舌の筋肉が発達していて人間の舌に似ているため、人が話す言葉をそのまま発音することができます

セキセイインコはその時の気持ちによって鳴き声を変えていますよね。気分が良い時、驚いた時、怒っている時などで鳴き声が違っています。鳴き方を変えることで自分の感情を伝えたり仲間と意思の疎通をはかることができます。セキセイインコのこのようなコミュニケーション能力もまた、言葉を話すことができる理由のひとつなのでしょう。

セキセイインコに言葉を教えたいのならオス

セキセイインコに言葉を教えたいのなら、オスの方が話してくれる確率が高くなります。オスは好意を寄せているメスの鳴き声を真似て気を惹こうとしますが、この特性のためかちょっと変わった鳴き声や気になる音もすぐに取り入れて真似することが多いです。人間の言葉を覚えるのはメスの鳴き声を真似るとの同じく、飼い主のことが好きなので言葉を真似てくれているのです

セキセイインコはオスはメスよりも声を出すことが多いとも言えます

遊んでいる間はもちろんのこと、リラックスしている時もさえずり続け、眠る寸前までグジュグジュと声を出していたりします。鳴き声を出しながら、周りの音や鳴き声も意識してしっかり聞いています。そのため、知らないうちに外の鳥の鳴き声を真似ていたり、ゲーム音やスマホの音をそっくり真似て自分のさえずりの中に取り入れていることもあります。

セキセイインコは複数飼いしているよりも1羽飼いの方が言葉を話す確率が高くなりますし、手乗りの方が断然言葉を教えやすくなります。ですが、人にまったく慣れていないセキセイインコでも人間の言葉を話すことはありますので、根気よく教えてみてください。また、メスよりもオスの方が覚えてくれることが多いというだけで、メスは言葉を覚えないわけではありません。言葉だけでなく歌まで覚えて、上手に歌ってくれるメスもいます。

セキセイインコに言葉をかけた時に耳を傾けて興味を持っている様子が見られたら、希望を持って言葉を教えてみてくださいね。