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セキセイインコのメスが吐くのは病気?心配な吐き方と吐き戻し

いつも元気なセキセイインコが吐いている様子を見たら、飼い主は気が気ではありませんよね。オスなら吐き戻しという行為がありますが、メスが吐く場合は病気の可能性があります。どこか具合が悪いのならすぐにでも動物病院へ連れて行きたいところです。
メスの場合であってもオスのように吐き戻しをすることもあります。病気を疑う心配な吐き方と吐き戻しの違いなど、メスのセキセイインコが吐いている場合の対処方法をご紹介します。

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セキセイインコのメスが吐くときは病気による嘔吐の可能性が高い

セキセイインコが吐いているとき、オスであれば吐き戻しも考えられますが、メスの場合は具合が良くない可能性が高くなります。

さっきまで元気に遊んだり羽繕いをしていつもと変わらない様子だったのに、突然吐くということも珍しくありません。セキセイインコは病気を隠そうとしますので、具合いが悪いとアピールしてくることはありません。出来る限り問題がないふりをすると思っておくと良いでしょう。

セキセイインコのなかには吐き戻しをするメスもいますので、吐いているときは病気によるものなのか、それとも吐き戻しなのかを見分けることも必要です。

吐き戻しの場合は止まり木や自分の足先、おもちゃなど対象物を作り、それに向かって餌を吐き出します。自分の意思で吐き戻しているため仕草にも余裕がありますし、口の中に餌粒が溢れてきて出すといった状態になります。吐き戻した餌を自分で食べることもあります。

具合が悪くて吐いている場合はしゃくりあげるような様子が見られます。

表情を見ても余裕などなく、人が吐くときと同じように吐き気が襲ってきて嘔吐するといった状態になります。吐き戻しの場合は首を縦に振りますが、嘔吐の場合は首を左右に振って吐き出すのも特徴のひとつです。そのため、吐き出した餌が周りに飛び散り、自分の顔の周りに嘔吐物がつくこともあります。吐いている様子を目にしなくても、顔の周りが汚れていたら具合いが悪くて吐いたとわかります。ケージの下や周りにも吐き出した餌が飛び散ってくっついています。

また、そのうに炎症があって吐いた場合は、吐き出した餌から発酵したような臭いがあります。吐き戻しの場合は臭いがないのに対して、ちょっと臭いと思ったら病気による嘔吐と考えてください。

セキセイインコのメスが吐くのなら、病院へ連れていきましょう

具合いが悪くて吐いているのなら、できるだけすぐに病院へ連れて行ってください。吐くということは胃やそのうに問題があるということです。また、もっと大きな病気が原因で吐いている可能性もあります。

セキセイインコが吐く原因のひとつにそのう炎があります。

嘔吐物から発酵臭がする場合は、そのうに細菌が増殖して炎症を起こしている可能性も考えられます。動物病院ではセキセイインコのそのうからそのう液を採取して検査をします。
また、セキセイインコは胃炎にかかりやすいため、胃炎によって吐いていることも珍しくはありません。

他の病気が原因で嘔吐している場合もあります。この場合もレントゲンなど詳しい検査が必要になります。胃やそのうを圧迫することで嘔吐していることも考えられます。

嘔吐しているうちは餌を食べることはできません。セキセイインコは食いだめができないため、一日何も口にしなければ命を落とす危険性があります。セキセイインコも人と同じく、気持ちが悪く不快感があって吐いているので、少しでも早く対処してあげたいですよね。

こんなときのために、セキセイインコを診ることができる病院を見つけておいてください。動物病院の中には犬猫中心で、小動物は受け付けていないところもあります。また、鳥類を診れるとは言っても検査や治療は限られてしまうところもあります。
我が家のセキセイインコが吐いた時の話ですが、鳥専門の病院が休診日だったため、近くの動物病院へ連れて行きました。そこではセキセイインコを見ただけでそうの炎と診断したため、心配だったので注射は断り、翌日すぐに鳥専門の病院へ連れて行きました。そのう液を採取して検査したところ、そのうの状態には問題なくそのう炎ではないと言われました。胃炎を起こしてちょっと気持ちが悪かったのだろうということで、処方薬をいただきました。病院によって診察方法も診断も違います。大切なセキセイインコのためにも、信頼できる病院を見つけておくことも重要です。

セキセイインコのメスが吐くのは吐き戻しの可能性もある

セキセイインコのメスであっても、オスのように吐き戻しをすることがあります。

大抵のオスは発情期になると吐き戻しをしますが、メスの場合は吐き戻しをまったくしない個体もいれば、今までしたことがなかったのにある日突然するということもあります。

オスの場合はメスに対して吐き戻しをしますので、発情することで吐き戻しが始まります。メスの吐き戻しはヒナに与えるイメージをして行っていると考えられます。そのため、産卵した後で吐き戻しが見られるケースが多いです。なかには産卵をしていなくても吐き戻しをする場合もあり、オスの吐き戻しを見て、それを真似て吐き戻しをするというケースもあります。

メスが発情をしていて、首を縦に振った後で対象物に向かって吐いているのなら、吐き戻しが考えられます。吐き戻しは生理現象のひとつなので特に心配することはありません。メスが発情しているかどうか気をつけておくと良いでしょう。

セキセイインコのメスは発情のしすぎに注意

メスが吐き戻しをしている場合は発情中であるということです。

発情するのは仕方がないことですが、発情しすぎには気をつけておきましょう。自然界のセキセイインコの場合、発情期を迎えるのは年に1~2回です。春と秋といった産卵して子育てしやすい時期に発情をします。家の中で飼われいてるセキセイインコの場合は1年中快適な環境にいるため発情しやすくなります。1年に何度も発情期があったり、または年中発情しているケースもあります。

メスは発情すると卵ができ、オスがいなくても無精卵ができます。産卵はセキセイインコの体にかなり負担がかかるもので、体が弱い場合、まだ若いメス又は老齢のメスなら卵詰まりの危険性もあります。何度も発情したり発情が長引くことで生殖器系の病気にかかるリスクも高めてしまいます。命にかかわることなのでできるだけ発情や産卵をさせないことも必要です。

発情を抑えるためには飼育環境を見直す必要があります。

発情は日照時間に影響を受けますので、朝早くから夜は遅くまで起こしているのはよくありません。早く寝かせて遅く起こすといったスタイルを心がけてください。早めに寝かせても室内の照明が漏れてケージの中が明るくなったり、または人の会話やテレビの音で騒がしければ意味がありません。ケージにカバーをかけて真っ暗にし、落ち着いて眠れるように静かな環境を作ってください。

産卵と子育てにふさわしい環境であることが発情をしやすくさせてしまいます。発情の仕草が見られたら、ケージをいつもと違う場所に移してみたり、セキセイインコが緊張するような見慣れない物を視界に入れるなど、ちょっとしたストレスを与えるのも良い方法です。

セキセイインコのメスに卵ができたら

セキセイインコのメスが吐き戻しをしていたら、他の発情期の行動も見られるはずです。発情期は卵ができていないかどうかも気をつけて見ておきましょう。セキセイインコのお尻のあたりがふっくらとしてきたら卵ができた可能性があります。指でお尻のあたりを触ると丸くコロンとした物があれば卵です。

セキセイインコの産卵は1日おきに4~6個の卵を産みます。オスがいない無精卵であっても同じで、卵がある程度の数になるまで産卵が続きます。産卵した後は卵を温めはじめますが、1こだけでは温めず2こ以上になってから初めて抱卵する場合もあります。産んだ卵を取り上げてしまうと、ある程度の数になるまで産み続けることもありますので、卵はそのままにしておきましょう。
あまり産卵をさせないために疑卵を置く方法もあります。セキセイインコの卵そっくりに作られた疑卵が市販されていますので、産んだ卵と一緒に置いてみてください。卵の数が十分にあるので産卵をやめてくれる可能性があります。
我が家のセキセイインコは疑卵を見抜いて避けてしまいます。そのため、以前産んだ卵をとっておいて疑卵の代わりに使っています。
発情を抑えるためにケージの中の温度を控えめにしている場合でも、卵が確認できたらスムーズに産卵できるように暖かくしてください。いつもより栄養が必要なので、栄養価の高い餌をバランス良く十分に与えてください。カルシウムが足りないと卵の殻がしっかりと作られず、そのため産卵が難しくなり卵詰まりの原因になります。卵ができたらカルシウムやビタミンを欠かさずに与えて、無事に産卵できるよう見守ってあげてくださいね。