セキセイインコも動物なので当然爪は伸びていきます。
では、セキセイインコも爪切りをする必要があるのでしょうか?
そこで、セキセイインコの爪切りについて、爪切りの必要性や必要なタイミング、爪切り方法や注意点などお伝えしていきましょう。
自分でインコの爪を切るのに自信がない場合は、専門家にお願いすることも可能です。
ぜひ参考に大切なインコを育ててあげましょう。
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セキセイインコの爪切りは伸びてきたら必要になる
セキセイインコの爪が伸びてきた場合、インコ自身が手入れできれば良いのですが、そういうわけにはいきません。
野生のインコの場合、硬い木やゴツゴツした石などに止まるので、爪が自然と丁度良い長さにキープされるようになっています。
ペットのセキセイインコの場合、硬くてゴツゴツした物に触れる機会はほとんどありません。
インコ自身で伸びた爪をどうする事もできない場合、飼い主が爪切りをしてあげるしかありません。
セキセイインコの爪切りは飼い主の役割の一つです。
セキセイインコの爪が伸びてしまうと、予期せぬところに引っかかって爪が折れてしまったり剥がれてしまう危険性があります。
そうなる前に、しっかりと手入れしてあげましょう。
あまりにも爪が伸びすぎている場合は、病気のサインの可能性もあるので、動物病院を受診する事をおすすめします。
セキセイインコの爪切りが必要なタイミングや長さとは
セキセイインコが手や頭に止まった時、爪が食い込んで痛みを感じるようになったら爪きりのタイミングです。
伸びた爪を放置して、色んなところに引っかかっていると、爪が折れたり剥がれたりして出血してしまう事もあります。
セキセイインコの爪には血管が通っているので、折れると血が出る場合があります。
爪が剥がれて大量出血してしまうと、セキセイインコの命に関わる事もあるので、爪の手入れはしっかりと行いましょう。
セキセイインコの爪切りには注意が必要
セキセイインコの爪切りをする際は、まずインコをしっかりと保定する必要があります。
親指と中指を使って、インコの首の辺りを挟み、人差し指で頭を軽く押さえます。
※強く押さえると呼吸が出来なくなるので優しく押さえてください。
このように保定したら、爪切りで爪を切ります。
セキセイインコの爪切りは、一人よりも二人で行うのが理想的です。
一人がインコを捕まえて保定し、もう一人が爪切りをするという方法ならインコを傷つけるリスクも減るでしょう。
セキセイインコに爪を切っている事がバレると、恐怖心から暴れてしまう事があります。
暴れてしまうと余分な爪まで切ってしまい、血管を傷つけてしまう可能性があるので危険です。
自分で爪切りをして出血してしまったときの対処法
セキセイインコの爪切りに失敗して血が出てしまった場合は、応急処置が必要です。
血が出てしまった部分に、小麦粉か片栗粉をつけます。
たったこれだけで血を止める事ができますよ。
一度出血させてしまうと、爪切りをするのが怖くなってしまいますよね?
爪切りをなるべくしたくない場合は、爪が伸びないように工夫しましょう。
インコが自分で爪が削れるような道具を置いておけば、爪が伸びる心配はありません。
野生のインコが爪切りの必要がないのは、自然のゴツゴツした木で自然と爪が削れるからです。
自作しなくても、止まり木につける専用のカバーも売っています。
インコによっては嫌がる場合もありますが、爪切り嫌いのインコちゃんでお困りなら一度試してみてはいかがでしょうか?
爪切りは専門家にしてもらうのがおすすめ
ペットのセキセイインコの爪切りを自分でやるのが難しい場合は、専門家に依頼するのが一番です。
ペットショップでも有料で爪を切ってくれる場合がありますが、すべてのペットショップで行っているわけではありません。
一番安心で安全な爪切りをしてくれるのは、やはり動物病院です。
セキセイインコの場合、爪の中に血管が通っているので、自宅での爪切りは出血の恐怖と常に隣り合わせです。
インコの暴れ具合や、先生の実力などで動物病院でもまれに出血する事はありますが、出血をしても病院にいれば安心です。
セキセイインコの健康診断と合わせて爪切りをやってもらえば一石二鳥です。