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セキセイインコの発情行動の吐き戻しはメスもすることがあります

セキセイインコが発情しているときの行動のひとつに吐き戻しがあります。オスにお決まりの求愛行動ですが、発情しているメスも吐き戻しをすることがあります。メスはヒナに餌を与える役目がありますので、メスの吐き戻しという行為も自然なことではあります。ただ、発情のしすぎは産卵のリスクだけでなく、様々な病気の原因につながります。いつまでも元気で健康的に長生きしてもらうためにも、過度な発情を抑えることが大切です。

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セキセイインコの求愛行動のひとつに吐き戻しがあります

セキセイインコのオスが発情するとはじまる吐き戻し。なかには年中ずっと吐き戻しをしているオスもいますよね。

吐き戻しは求愛行動のひとつ

本来ならパートナーであるメスに対しての贈り物です。メスはオスが吐き戻した餌を喜んで食べます。

ドロドロとして糸をひくこの吐き戻しの餌、見ていると少し気持ち悪く感じることもありますが、セキセイインコにとっては嬉しいプレゼントなのです。

セキセイインコをペアで飼育している場合なら、オスはメスに対して餌を吐き戻して与えます。

一羽飼いの場合なら吐き戻しを与えるメスがいないので、他に発情対象を見つけて吐き戻しをします。自分の姿がうつる鏡であったり、お気に入りのおもちゃ、ケージの中でも止まり木やブランコの端っこなど、何かしら発情の対象物を作り、それにめがけて吐き戻しを行います。

いつも決まった場所にドロっとした餌をくっつけたままにしていたり、吐き戻した餌を自分でまた食べることもありますので、白く汚れた跡だけが残っていることもあります。吐き戻しは病気ではなく発情による行動なので、発情しなくなれば吐き戻しもなくなります。年中ずっと吐き戻しをしているのなら発情を抑制することも必要です。

セキセイインコの吐き戻しはメスもすることがあります

オスの発情行動でもある吐き戻しですが、メスがすることもあります。オスの吐き戻しはメスに対して行う発情行動ですが、メスが吐き戻しをしている場合は雛に餌を与える子育てになります。そのため、メスが発情をして産卵した後、しばらくしてから吐き戻しを見られることが多いです。

産卵していない場合でも、発情したことで産卵して雛がかえる流れをイメージして行うことが多いです

メスの吐き戻しもある程度の期間が過ぎると自然とやめるようになりますが、対象物を決めて吐き戻しをしている場合はその対象物がある間ずっと吐き戻しをし続けることもあります。ケージの中にセットしている止まり木や餌入れ、ブランコやおもちゃに対して吐き戻しをしてるのなら、雛が育って親離れするのをイメージして、ある程度の期間が過ぎたらケージから取り除いてみましょう。

止まり木や餌入れなら必要なものなので、違うデザインや素材で代わりになるものを用意してください。

オスも飼っている場合は、オスの吐き戻しを見て真似をしている可能性もあります。

我が家のセキセイインコもオスの吐き戻しを見たメスが同じように真似て吐き戻しをしたことがありました。オスのようにたくさん餌を吐き出してはいませんでしたが、オスが吐き戻しをするのと同じ場所を選んでしていたので、おそらくオスが夢中になってやっている吐き戻しが楽しそうに見えたのかもしれませんね。

セキセイインコのメスによく見られる発情行動

メスが吐き戻しをするのなら、他にも発情している時の行動が見られるはずです。ヒナをイメージして吐き戻しをしている場合なら、今はおとなしくしていても少し前に発情行動が見られたはずです。メスの発情期の行動や見た目の変化を知っておくと、発情している状態にすぐ気づくことができます。

メスが発情しているとき

  • 紙や木製のものを噛みちぎる
  • 狭くて暗い場所に興味を示すようになり、そこへ入り込む
  • 便を溜めて排泄するようになるので、便が大きくなり、便を出す回数が減る
  • 攻撃的になり、噛み付くことがある
  • ろう膜の色が濃くなり、茶褐色になる。
  • ろう膜がカサカサになったり、盛り上がってくることもある
  • 背中をそらしてじっとするポーズをとる

吐き戻しと間違えられやすい嘔吐。嘔吐の場合は病気です

発情期の吐き戻しはオスにみられる行動です。発情によって吐き戻しをするメスもいますが、それほど多くはありません。

吐き戻しだと思っていたら、実際は体調が悪くて嘔吐をしていたということもあります

吐き戻しと嘔吐の違いも知っておきましょう。

  • 吐き戻しは自分の意思で行っていますので、吐きたいときに吐いています。
  • 大抵は同じ場所にだけ餌を吐き出します。
  • 病気ではないので元気で活発、イキイキとしています。
  • 吐き戻すために餌をいつもよりたくさん食べようとします。

嘔吐の場合は顔を振って餌を吐き散らします。

具合が悪くて餌を嘔吐しているのですから、食欲がなく餌を食べようともしません。元気がなくじっとして動かないこともあります。羽を膨らせて目を閉じたままでいるなど、体調が良くないときと同じ様子が見られます。便の状態たいつもと違う、咳や鼻水が多いなど、他の症状が見られることがあります。

吐き戻しは病気ではありませんが、嘔吐の場合は体調が悪いということなので、すぐに病院で診てもらう必要があります。まずは保温して、かかりつけの病院へ連れて行きましょう。

メスの発情のしすぎには注意が必要です

年に1、2回の発情なら問題ありませんが、それ以上発情しているのなら発情のしすぎです。発情は様々なリスクがあるので、過度な発情は防ぐ必要があります。

セキセイインコのメスが発情すると、卵を作るため体内にカルシウムが蓄えられるようになります

そして卵ができて産卵をします。産卵がはじまると1日おきのペースで5~6個の卵を産み続けます。卵ができる度に体内の栄養やカルシウムがどんどん使われていき、産卵や抱卵により体力も消耗してしまいます。
このような産卵を繰り返す行為はメスにとって命がけとも言えます。産卵するごとにカルシウムが不足していき、卵の殻がちゃんと作られないことからスムーズな産卵が難しくなり、そして卵詰まりを起こしてしまいます。

自然な流れの発情、産卵なら年に1~2回だけですが、発情しすぎると産卵の機会も増え、卵詰まりになるリスクを高くしてしまいます。
産卵のしすぎは卵詰まりだけでなく、生殖器系の病気をはじめ肝臓などの内臓疾患の原因にもなります。

メスの健康を維持するためには発情させすぎないことが大切

発情しやすくなる原因には、日照時間が長い、暖かくて栄養豊富な飼育環境、紙を噛みちぎるなど発情行為に没頭できる、飼い主からの愛情などがあります。発情をさせないためには、これらの原因を見直すことが重要です。

日照時間を短くするためにセキセイインコを早く寝かせ、過保護にしすぎないようにし、セキセイインコが健康なら温度を少しだけ下げて室内でも季節感のある温度設定にしてください。噛みちぎることができる物を与えないようにし、家具の隙間は塞いでしまうといった工夫も必要です。

バランスの良い食事はセキセイインコにとっても大切なことですが、食べ過ぎもまた発情につながってしまいます。セキセイインコの食事制限はとても難しいため、発情を抑制したくて餌の量を調整する場合は獣医の指導が必要です。

家族の一員でもあるセキセイインコには長生きしてもらいたいですよね。セキセイインコの発情は飼い主なら誰もが抱える問題でもあります。いろいろな方法を試したり上手に工夫をして、発情させすぎないように努めてくださいね。