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オカメインコの雛の挿し餌【量・回数・やり方・注意点】について

オカメインコの雛には挿し餌が必要です。ですが、初めてあげる挿し餌はうまくいかないことや、わからないことばかりでしょう。
そこで今回はオカメインコの雛にあげる挿し餌について詳しく紹介します。

まずは、挿し餌の量や回数や与え方を確認していきましょう。

挿し餌の時には体重のチェックも必要です。
またなかなか餌を食べてくれないこともあります。その原因や対策も紹介します。

この方法で、オカメインコの雛の挿し餌がうまくいくことを願います。

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オカメインコの雛にあげる挿し餌の量と回数を確認

ペットというのは見ていると可愛くてとっても飼いたくなるものです。
一度飼いたいと思うとなかなか頭から離れず、子供の頃は親に反対されて断念していましたが自分が大人になると飼う気になれば可能です。

思い切ってオカメインコを飼ってみようと思います。

子供の頃から動物全般が大好きだったので犬、猫、文鳥、インコ、鶏、金魚など色々な生き物を飼った事があります。
親たちも好きだったようで常時犬が居て鵜骨鶏も飼ったことがあります。
文鳥はまだ自分でエサを食べることがでいないうちに購入したので挿し餌をしていました。中学生頃だったと思います。

今考えると大変な作業だったのではと思われますが、動物好きだったので楽しんで与えていました。

挿し餌の回数は産まれてからの日数により異なる

オカメインコを購入する時にペットショップの人に教えてもらいましょう。一回に口に入れる餌の量、一度の食事で与える量も忘れずに確認しましょう。

販売されているのはだいたい生後2週間程度以降の雛が多いようです。

生後2週間頃では4~5時間おきに与える場合が多いです。生後1カ月程度経過すると自分で餌をついばめるようになってきます。

但し、自分で餌を食べ始める時期にはかなり個体差があるようで、促さなくてもこぼれた餌を自分で食べ始める場合もあれば、促してもなかなか食べようとしない場合もあるようです。

オカメインコの雛の挿し餌の準備やあげ方

挿し餌はスプーンがおすすめ

オカメインコの挿し餌はスプーンであげる事をおすすめします。文鳥やセキセイインコではスティックに指を入れる部分が付いた小鳥の雛専用の給餌器が便利なのですが、オカメインコには向いていません。

文鳥やセキセイインコの餌はあわ玉が多く硬いので上手く給餌器に入るのですが、オカメインコの餌はドロドロしているのでだらだらと垂れてしまい給餌器に入れるのが難しいのです。

挿し餌は柔らかく仕上げること

あわ玉を沸騰させたお湯でふやかして、あわ玉と同量のパウダーフードを入れて混ぜます。硬すぎると喉に詰まってしまい大変危険です。

ドロドロと垂れるくらいの軟らかさに仕上げます。

購入する時に餌の作り方や硬さを必ずペットショップの人に見せてもらって確認しましょう。

餌が変わると食べなくなる場合があります

環境が変わるだけでも大変なストレスとなるのに餌まで変わるとオカメインコにとってはあまりに過酷です。できるだけ今までと同様にお世話してあげられるようにペットショップの他人から実際に餌を作って与える様子を見せてもらいましょう。

出来れば挿し餌を練習させてもらいマスターすることです。自宅へ連れ帰ってから直ぐに自分で行わなければなりません。うまく食べさせられないとオカメインコの生命が危うくなってしまいます。ペットショップの人が急がしそうでも、そこは譲らずにレクチャーしてもらいましょう。

オカメインコの雛に挿し餌をあげる時の注意点や移行のサイン

スプーンで餌を与えるのはなかなか時間がかかる作業です。ポタポタとこぼれる分もあるので実際にオカメインコがどれほど食べたのか把握するのが難しいものです。

挿し餌をする前と後に体重を量ると安心

どのくらい食べたかの目安を知ることができます。

ただし、成長の過程としてみると体重は減る場合もあります。飛べるようになる頃になると反対に体重が減る場合もあります。

体重だけでは健康状態は把握できないので、

  • 食欲があるかどうか
  • 便の状態
  • 羽を膨らませて動かない事が多くはないか

あらゆる面から健康状態をチェックするようにしましょう。

生後1カ月頃から、こぼれた餌に興味を示して自分でついばむようになる場合があります。そういうオカメインコには餌入れに餌を入れてケージにセットしてあげましょう。

なかなか自分で食べようとしない場合には指に付けてくちばしの辺りに差し出してみます。それでも興味を示さない場合にはくちばしにつけてあげたりして舐めさせて促しましょう。ただ、こればかりはオカメインコの意思が働かないとどうしようもないので、なかなか食べないからと焦らずに「甘えんぼなのね…」と考えて気長に待ってあげましょう。

オカメインコの雛が挿し餌を食べてくれない場合の原因や対策

ペットショップから連れ帰ってきたばかりのうちは環境の変化への恐れや警戒から挿し餌をしても食べない場合があります。できるだけ落ち着ける環境を作ってあげて慣れるのを待ちましょう。

また、餌が冷たいと食べない場合があります。「餌が冷たいくらいでわがままなんじゃない…」と思ってはいけません。雛は食べた餌が「そのう」という袋に一時保管されるのですが、餌が冷たいと「そのう炎」になったりして生命の危機に繋がる場合があります。

餌の温度は健康であるために非常に重要

与えている途中で冷えてしまった場合には温め直して与えましょう。熱いお湯を張った容器を用意しておくと、冷めた時に容器ごと浸けて直ぐに温めることができます。
自宅に連れ帰ってから餌を充分に食べてくれない場合には早めにペットショップに連絡して連れて行って食べさせてもらいましょう。

オカメインコの雛の挿し餌が難しい場合

何事もチャレンジするのはよいことですが、オカメインコの挿し餌に関してはそうとも言い切れません。

挿し餌をする時間を確保できるかどうかわからない…うまく与えられないかもしれないけれど何とかなるだろう…と考えて雛を連れて帰るのは危険です。

挿し餌は雛の生命がかかっている重要なことなので、必ず遂行できなければなりません。仕事などで挿し餌をする時間を確保できない可能性がある、挿し餌を作って与える自信が無い…という場合には無謀なチャレンジはしない方がよいでしょう。

オカメインコが自分でエサを食べられるようになってから自宅へ引き取るようにしましょう。