オカメインコの雛を迎える時、オスを飼いたい、メスがいいと、性別で選びたいという方もいると思います。
では、オカメインコの雛の性別はどこで見分けることができるのでしょうか。
オスメスそれぞれの特徴とは?
性別不明の場合もあるなど、雛のうちは性別を見分けることは難しいようです。
雛の育て方、迎え方についてのアドバイスもありますのでご覧ください。
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オカメインコは雛の段階で性別を見分けることが難しく、性別不明の場合もある
オカメインコの雛は、外見で性別を判断するのが非常に難しいです。
種類によっては遺伝的に色が違うのでわかる場合がありますが、それ以外はなかなか判別できません。
オカメインコの雛を飼う場合は、性別不明のまま飼うケースがほとんどのようです。
絶対確実に性別を判断したければ、血液検査をするのがおすすめです。
専門機関で検査するので、100%正確な結果を知る事ができます。
オカメインコの雛の性別を知りたい、オス特有の外見やしぐさは
オカメインコのオスは、成長と共に頭部や顔の色が黄色くなります。
生後半年くらい経った換羽期になると、尻尾のしましま模様がなくなり無地の尻尾になります。
個体によっては、しましま模様がなくなるまでに1年ほどかかる事もあるので、判断するのが難しい場合もあります。
オカメインコのオスは生後2ヶ月くらい経つと、ワキを広げてトコトコと歩くしぐさを見せます。
雛から成長すれば性別がわかる?オカメインコのメスの特徴
オカメインコのメスは、成長しても雛をそのまま大きくしたようなグレーっぽい色をしています。
オスと違って、成長しても尻尾のしましま模様が消える事はありません。
メスのオカメインコはあまり鳴かないという特徴があります。
オスと比べて大人しく、あまり騒ぐ事もないので、鳴き声による騒音などが気になる場合はメスのオカメインコを飼うのがおすすめです。
メスのオカメインコは、冷静で物静かな性格です。
一方で大胆で情熱的な一面も持っています。
神経質な部分もあるので、飼い主とも一定の距離を保とうとします。
独立心が強いので、一緒に遊ぶよりも一人で遊ぶ事を好みます。
オカメインコの雛の育て方、餌の与え方とコツ
オカメインコの雛の餌は、挿し餌と言ってスプーンなどで直接食べさせます。
粟玉とパウダーフードをお湯で溶かし、ふやかした温かい餌をあげましょう。
餌が冷えてしまっていると食いつきが悪くなり、全く食べてくれない事もあります。
餌の温度は40度程をキープするように心がけましょう。
オカメインコの雛の餌は、1日に5~6回、1回の量に決まりはないので雛が食べたいだけ与えます。
満腹が近づいてくると食いつきが落ちてくるので、そのタイミングで終わると良いでしょう。
生後1ヵ月~2ヶ月くらい経つと、挿し餌から一人餌に移行します。
餌箱に餌を入れておいて、雛がついばんで食べるような仕草を見せたら、一人餌に切り替えるタイミングです。
まだ挿し餌が必要な雛の状態からオカメインコを飼いたい場合は、日中でも一緒に生活して餌を与えなければいけません。
雛のお迎え直後の注意点と雛の保温について
オカメインコの雛を家に迎える場合、まずは雛が早く新しい環境に慣れて安心して生活できるように気遣ってあげる事が大切です。
引越し直後の疲れている雛を何度も触ったり、ジーッと見つめ続けるような行為はやめましょう。
餌と水を与えたら、優しく声をかけてそっと見守ってあげましょう。
雛が落ち着くように静かに声をかけ、焦らず時間をかけて懐いてもらうように心がけましょう。
まだ羽が生え揃っていない雛を飼う場合、保温器具が必要になります。
体が冷えないようにしっかりと保温して、大切に育てましょう。
ただし保温にばかり気をとられていると、熱がこもりすぎて脱水症状を起こす可能性もあるので注意が必要です。
オカメインコは気が弱いので大きな音を立てたり、少しでも乱暴に扱うとビックリしてパニックを起こしてしまいます。
落ち着いて優しく接し、特にデリケートな雛のうちはストレスをかけないように細心の注意を払いましょう。
オカメインコの雛と仲良くなるには、ある程度の時間がかかります。
成長すると飼い主とコミュニケーションが取れるようになり、手に乗ってくれたり、一緒に歌ったり、楽しく過ごす事ができるようになります。