オカメインコの雛をお迎えしたけど、家で挿し餌食べないと飼い主は心配になります。
しかし、これはお迎えしたばかりの雛によくあることなのです。
そこで、オカメインコの雛が挿し餌を食べない原因と対処法についてお伝えしていきましょう。
雛に挿し餌を与えるときの大切なポイントを知っておけば、安心して雛を育てることができます。ぜひ愛情たっぷりにオカメインコを育ててあげましょう。
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オカメインコの雛が挿し餌食べないのは環境の変化
オカメインコは雛から大切に育てると、飼い主によく懐いてくれる非常に可愛いペットです。
雛のうちは挿し餌と言って人の手から餌を与えます
中には餌をなかなか食べてくれない雛もいます。
餌を食べなければ死んでしまうのではないかと心配になり、焦ってしまいますよね。
オカメインコは非常に繊細でデリケートな生き物
雛がまだ新しい環境になれる事ができず、ストレスから餌を食べなくなってしまっているのかもしれません。
雛が落ち着くまではあまり触ったりせず、騒がしくしないで静かに見守ってあげるようにしましょう。
どうしても餌を食べない場合は、動物病院に相談しましょう。
餌食べないオカメインコの雛を安心させてあげましょう
オカメインコの雛を家に迎えたら、まずは雛を安心させてあげる事が必要です。
臆病で神経質なオカメインコの雛にこの場所が安全である事を認識させてあげる事が大切です。
オカメインコの雛は臆病、でも甘えん坊
雛を落ち着かせて早く仲良くなるためには、胸元で優しく抱っこしてあげたり、頭やほっぺを撫でてあげると良いでしょう。
あまりベタベタと触りすぎず、優しく語りかけながら触ってあげましょう。
だんだんと飼い主を見慣れてくれば、横揺れ威嚇がなくなります
普通に体重のある雛ならば、多少餌を食べなくてもそこまで心配はありません。
新しい環境に慣れて、お腹が空けば大抵の雛は餌を食べてくれるようになります。
焦らず時間をかけて仲良くなりましょう。
オカメインコの雛が餌食べないのは温度も関係している
オカメインコの雛の餌は、温度管理がとても大切です。
冷めた餌を与えても、口にする事は滅多にありません。また、餌が熱すぎる場合も食べてくれません。
オカメインコの体温は平均42度
そのため餌の温度も40度~43度をキープしなければいけません。
それ以下だと冷めすぎ、それ以上だと熱すぎて恐怖で次から食べてくれなくなる場合もあります。
餌の温度は餌を食べさせるためだけでなく、雛の体にとっても重要です。
温度管理をしっかりして、雛が元気に育つように丁度良い餌を用意してあげましょう。
雛の挿し餌で大切なポイント
オカメインコの雛の挿し餌は、パウダーフードや粟玉だけでなく、小松菜をすりつぶして加えるようにしてください。
挿し餌は一日に4回~5回与えます
餌を与える前に前回与えた餌がきちんと消化され、ソノウが小さくなっている事を確認してから与えましょう。
挿し餌が濃すぎると、消化管の中でつまってしまい、挿し餌が薄すぎると水でお腹が膨れてしまいます。
ポタージュのようなとろみが出るくらいの濃さが基本
それを基準に、栄養が足りていなければ少し濃い目に調節して、たくさんがっついて食べる雛には少し薄めにしたり量を減らすなどの調節を行います。
雛が挿し餌を喜んで食べてくれるように、挿し餌の道具はお迎え前と同じものを使うようにしましょう。
ペットショップで使っていた道具と同じものを購入して使えば、雛も安心して餌を食べる事ができるでしょう。
挿し餌の与え方に注意しながら育ててあげましょう
挿し餌用のスプーンを使って、優しく手で押さえながら食べさせてあげましょう。
餌で口の周りが汚れてしまったら、少量のお湯で濡らして取ってあげるようにしましょう。
乾いてしまった餌は爪でとってあげると綺麗にとれます。
口の周りをいじられると嫌がって暴れる場合もあるので、餌をあげる時にあまり汚れないように工夫してあげると良いでしょう。
挿し餌は1日に4回~5回を目安に与え1回に与える量には特に決まりはありません
満腹に近づいてくると食いつきが少し落ちてくるので、そのタイミングで挿し餌を終えましょう。
生後1ヵ月~2ヶ月くらいのタイミングで、挿し餌から自分で餌を食べる一人餌に移行させます。
乾燥した粟玉を餌ケースに置いておき、雛がついばんで食べるようになってきたら一人餌に移行しましょう。