オカメインコを飼育していると、様々な鳴き声を聞くことができます。ときにはいつもと違う鳴き声に変?と感じるときもあるでしょう。
ここではオカメインコの感情と鳴き声について、また鳴き声とともに注目をしてほしい、行動についても紹介をいたします。
病気が気になる時は、躊躇せずに病院へ連れて行って相談することをおすすめします。普段から小動物を診てくれる病院を見つけておくことも大切です。
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オカメインコの鳴き声が変?感情によって鳴き声が変わります
オカメインコの鳴き声が変なとき、どんな原因が考えられるのでしょう。
オカメインコに限らず、鳥類は感情の表現やコミュニケーションの手段として鳴き声を使います。
感情は常に一定とは限らないので、鳴き声が変化するのは実は自然なことです。
人間だって楽しい気持ちと悲しい気持ちを表現するとき、表情も口調も声のトーンも変化するはずです。
オカメインコも感情によって鳴き声や大きさは変化します。
オカメインコの鳴き声が変だと感じらたら行動にも注意
オカメインコの鳴き声から感情を読み取れれば、すぐに今の気持ちを理解してあげて対応することが出来ます。
しかし、鳴き声だけで感情を理解してあげることは、簡単なことではありません。
経験や信頼関係がなければ、鳴き声の違いに何となく気付くことしか出来ません。
オカメインコの感情を理解するヒントとして、鳴き声と一緒に行動にも注意して下さい。
鳴き声と行動を組み合わせると、より感情がわかりやすくなるかもしれません。
体を左右に振っていたり、頭を上下に振っている行動が見られたり、ケージの中で飼い主の近くに寄ってくるような行動が見られたときは、オカメインコの機嫌がいいときです。
機嫌がいいので、飼い主と遊びたいなんて気分になっているはずです。
遊んであげたら非常に喜ぶはずですし、信頼関係も深まります。
オカメインコが何やらブツブツ独り言を言っていたり、羽繕いをしているときはリラックスしている様子です。
自分の世界を楽しんでいるようなので、刺激せずに優しく見守ってあげて下さい。
首をかしげたり、体を擦り付けてくるときは甘えん坊になっているときですね。
思いきり可愛がってスキンシップを大切にして下さい。
きっとオカメインコも心が満たされるでしょう。
オカメインコが変な鳴き声をあげたら、こんな点を確認
オカメインコがあまり聞き慣れない変な鳴き声を出したら
- 排泄物
- 嘔吐物
- 目や羽の艶
- 体重
の様子をチェックしてみて下さい。
様子の違いに早く気付いてあげるためにも、鳴き声以外の状態もチェックしましょう。
オカメインコの鳴き声や行動が気になる場合は病院へ
オカメインコの様子がいつもと違っていて、鳴き声や行動でも気になる場合は病院を受診することをおすすめします。
- 鳴き声が小さい
- 体重が減っている
- 動きが静か
- 餌があまり減っていない
- 排泄物が水っぽかったり、色が普段と違う
- 発情期ではないのに嘔吐をする
さらにこのような明らかに変化がある場合は、受診をして早めの対処をしてもらいましょう。
異変に気付くのが遅れると、オカメインコはすぐに重篤な状態になってしまう可能性もあります。
オカメインコの健康診断について
オカメインコの健康を守るためにも、異変を早期に発見するためにも、専門医で健康診断を受けることが出来ます。
人間の健康診断と同じで、細かく健康状態を確認することや、病気を早期に発見し治療を始めることが目的です。
人間のように体調の異変を言葉で訴えることも出来ませんし、鳥類の習性上ギリギリまで弱っている姿を見せてくれないので、毎日様子を見ている飼い主であっても見落としやすいことはたくさんあります。
必ずしも鳴き声や行動で異変を察知出来るとは限りません。
また、体内の異常を瞬時に見つけることは非常に難しいです。
オカメインコの健康診断を受診する頻度としては、半年~一年に1回のペースで大丈夫でしょう。
その他に飼い主として感じる異常があれば、すぐに受診するということを意識しておけば、オカメインコの健康を守ってあげることが出来るでしょう。