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オカメインコの餌の切り替え方とは?一人餌にするポイント

オカメインコの餌の切り替えはどのようにして行えばいいのでしょうか?

餌の切り替えのタイミングや、オカメインコが差し餌から一人餌にするときの方法を紹介します。

なかなか一人餌を食べずに、心配になることもあるでしょう。そんなときはオカメインコの体重を測りながらこのような工夫をして餌を切り替えていきましょう。

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オカメインコの餌の切り替えタイミング

オカメインコを雛のうちから飼っていると挿し餌から一人餌への切り替わりを無事完了させなければいけません。オカメインコが自然とこぼれた餌に興味を示してついばみ始める場合もありますが、人が促さないと自分で食べようとしなオカメインコもいます。

オカメインコの餌の切り替えの時期としては生後50日程度が目安となります。

しかし、生後50日になってから自分で食べるように促すのでは遅すぎます。生後30日頃からオカメインコの足元に大人の餌であるシードをパラパラと巻き散らして興味を持たせましょう。好奇心が強い個体は自分で突いて食べ始めます。

そういった個体は与えておくとどんどん食べるようになるので簡単に一人餌に移行させることができます。

オカメインコの餌の切り替えは体重がポイント

挿し餌をしていてオカメインコが自分で餌を食べるようになってきたからとすぐに挿し餌を止めてしまうのは危険です。自分でついばんでいても充分な量を食べられてい無い場合があります。

挿し餌をする前と終わった後の体重を量り、食べたエサの量を記録しましょう。そうしてオカメインコが自分で餌を食べるようになって挿し餌をしなくても同じくらい食べられているのかを確認してから挿し餌をやめるようにするとよいでしょう。

食べたエサの量を計測するのとは別にオカメインコの体重をグラフにつける事をおすすめします。順調に成長しているのかを知るために役立ちます。
オカメインコの体重は人間の子供とは違い成長とともに増える一方ではありません。

飛ぶようになる前には体重が減少します。順調に増えていた体重が一ヶ月が経過した頃に減少し、その頃に羽ばたいて飛べるようになります。ただ、飛べるようになる時期はかなり個体差があります。
また、体重減少が飛行前の生理的減少ではない場合もあるので、体重が減少して元気が無いような場合には獣医さんに診てもらったりペットショップの人に相談してみましょう。

どのくらいの期間が必要?オカメインコの餌の切り替え

オカメインコの餌を大人の餌への切り替えに要する期間はやはり個体差があります。

大人の餌をついばみ気に入ってすぐに挿し餌を食べなくなるオカメインコもいます。しかし、大人の餌をあまり好まなかったり上手に食べられずにまだまだ挿し餌を必要とするオカメインコもいます。
それでも多くのオカメインコは一週間から三週間程度で挿し餌から大人の餌に移行が完了します。

なかなか自分で大人の餌を食べようとしないオカメインコには、挿し餌をする時に大人の餌をのせて与えて大人の餌に慣れさせていくとよいでしょう。

シードの場合はそのままのせて、少しずつ量を増やしていきます。ペレットの場合には最初は砕いて粉末にしたものをのせて、徐々に粒を大きくしていきます。しかし、つまる程大きくしてはいけません。出来ればシードとペレットの両方に慣らしておくとどちらも食べるようになり、栄養の管理がしやすくなります。

オカメインコの餌の切り替え方について

オカメインコの挿し餌を大人の餌に切り替える方法は、まずは大人の餌を足元にまいたり手に乗せてくちばしの前に差し出して見せます。そうして自分でついばむ事を促します。自分でついばんで食べるようになったら小皿などの容器に入れて食べさせます。
小皿の餌をどんどん食べるようになったらカゴに餌入れをセットして入れます。
自分で食べていても安易に挿し餌をやめてはいけません。

毎朝体重を量って体重が保たれているかを確認しましょう。
体重が保たれている事を確認しながら徐々に挿し餌の回数を減らしていきます。挿し餌をあげない日が続いても体重が保たれている日が一週間以上続くようであれば挿し餌をやめてもよいでしょう。

飼い主が耐えることが大切!オカメインコの餌の切り替えが上手くいかないとき

甘えん坊のオカメインコほど挿し餌を好み自分で食べようとしない場合が多いようです。とても可愛くついつい要求されるがままに挿し餌を与えたくなりますが、オカメインコが自立できるように心を強く持ちましょう。
とにかく大人の餌に興味を持たせることが重要です。食べもしないのに与えるのは勿体無いのですが、一人餌習得のための必要経費と考えて惜しまずに足元にパラパラとまきましょう。外遊びをする時に足元にまいて、指でツンツンと餌を突っついて見せます。オカメインコは人間の爪をくちばしに見立てるものです。親鳥が餌を食べる見本を示すように、爪で餌を突ついて見せましょう。
先輩オカメインコがいる場合には、先輩オカメインコが食べている様子を見てまねをして食べるようになる場合が多くあります。

足元にある餌に無頓着なオカメインコには、手の平に乗せて顔の前に差し出したり、挿し餌用のスプーンにのせて差し出してみましょう。
餌をガラス瓶などいつもとは違った容器に入れると面白がって食べる場合もあります。

粟穂を好きなオカメインコは多いので、粟穂を与えてみてもよいでしょう。
オカメインコが嫌がっているのにしつこく餌を顔に押し付けたりするとストレスとなりよくありません。しつこい人は嫌われます。オカメインコのためと思い一生懸命餌を与えて嫌われてしまうのはとても残念なことです。

挿し餌をするのは手間がかかり、あまりに遅い時期まで挿し餌をするのはオカメインコにとってもよいことではありません。しかし、無理に切り替えて健康を損なわせてしまっては本末転倒なので「とっても甘えん坊なのね」と考えて気長に取り組んであげましょう。