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白い羽に黄色の冠羽が魅力。オカメインコのルチノーの値段と特徴

頬にあるオレンジ色の丸い模様がかわいいオカメインコ。なかでもルチノーはとても人気が高いので、グレーのノーマルよりも目にする機会が多いのではないでしょうか。ルチノーを飼いたいと思ったときに気になるのが値段です。オカメインコはカラーが豊富で、珍しい色や人気のある色は値段も高めになります。ルチノーの値段と飼うときに必要なもの、そしてオカメインコの魅力についてお伝えします。

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オカメインコはカラーによって値段もさまざま。ルチノーの値段について

白い羽に黄色の頭がかわいいオカメインコのルチノー。

鳥のルチノーと言うと黄色を思い浮かべるかもしれませんが、白オカメとも言われるオカメインコのルチノーは白っぽいクリーム色の羽をしています。

オカメインコの中にはルチノーよりも全身真っ白なアルビノもいます。

カラーが豊富なオカメインコですが、購入するときの値段はカラーによって大きく違うのも特徴です

オカメインコのノーマルは並オカメとも言われ、体がグレーで顔の周りが黄色です。オカメインコの中でも値段は安めの方で、ペットショップでは20,000円前後で販売されていることが多いです。

人気の高さからノーマルよりも目にすることが多いルチノー。

ノーマルよりも値段が高くなり、25,000~30,000円位になります。

真っ白なオカメインコのアルビノは珍しい種類でもあるため、値段もかなり高くなります。安くても35,000円、高いところでは50,000円位と考えてください。
ホワイトフェイスはオカメインコの特徴でもある頬のオレンジ色の模様がなく、顔が真っ白です。値段が少し高めの場合が多く、ノーマルでもホワイトフェイスだと30,000円前後することもあります。

オカメインコのルチノーの特徴と、覚悟しておきたい頭のハゲ

オカメインコに様々なカラーがあるのは、人間によって品種改良を繰り返してきたためです。ルチノーのそのひとつで、交配を繰り返して色素が欠如したクリーム色のカラーになりました。

色素欠如は目にもあらわれ、ルチノーの目は黒ではなく赤みを帯びています

成鳥のルチノーはぶどう色をしていますが、雛のうちは赤目をしているのも特徴のひとつです。

赤目やぶどう目は黒目に比べると弱いと言われることがありますが、実際に飼ってみると黒目との違いは感じられないので安心してください。

ルチノーを飼う上で覚えておきたいのが頭のハゲです

他のオカメインコにはハゲがないので、これもルチノーならではの特徴と言えるでしょう。
冠羽が寝ている場合は気がつかないのですが、冠羽が立つとはっきり目立ちます。うっすらと羽が生えている個体もいますが、見事に地肌が見ている場合もあります。

ルチノーのハゲを知らないと、病気を疑ったりストレスで10円ハゲができた?と不安に思うでしょう。これは遺伝的なものなので心配ありません。ハゲている部分も少しだけで、普段は冠羽で隠れているため、体が冷えて風邪をひきやすいといったこともないです。

オカメインコのルチノーには女の子が多い

オカメインコはきれいな声を持ち、歌をうたうのが上手ですよね。しっかりメロディーを覚えて、一日中歌ってくれることもあります。

歌を覚えるのは男の子の特徴でもあります

女の子はおしゃべりや歌に興味を示さない場合が多いようです。

オカメインコのルチノーを飼ったら、歌や言葉を覚えさせたいと考えている人もいることでしょう。

ところが、ルチノーには圧倒的に女の子の方が多いという事実があります。
これには遺伝が原因していて、男の子が生まれる確率が非常に低いようです。

オカメインコは成鳥にならないと性別を見分けるのが難しいですが、ルチノーの場合は女の子だと考えておいて大丈夫でしょう。女の子はおとなしい性格が多いので、言葉をしゃべってくれる楽しみはなくても、一緒に穏やかに過ごすことができますよ。

オカメインコの性別を見分けたいときは尾羽を見てください

雛のうちはどちらも尾羽に縞模様が入っています。生後半年を過ぎた頃から冠羽がはじまり、尾羽も生え変わります。尾羽に縞模様が入っていなければ男の子、縞模様があるのなら女の子です。

オカメインコを飼う前に揃えておきたい飼育道具の値段

オカメインコを飼うのなら絶対に必要なケージ。この他にも最初に揃えておきたい飼育道具があります。まとまった出費となりますので、飼育道具の値段もおさえておきましょう。

まず必要なのがケージです

オカメインコはペットとして飼育されている鳥の中でも大きめでもあります。ケージのサイズは鳥の1.5倍以上の大きさを目安にするので、最低でも幅が45センチ以上、高さは60センチ以上を選んでください。ペットショップやネットではオカメインコ用として販売されているので、選ぶのは難しくありません。値段は1万円前後をみておくと良いでしょう。

大抵のケージには止まり木や餌入れ、水入れが付属していますが、付属されていない場合は別に用意する必要があります。

オカメインコは寒さが苦手なので、秋から冬にかけては保温器具を使うことも多いです

最初から保温器具も用意しておきましょう。寒いときだけでなく、体調が悪いときもまず保温することが大切です。
ペットヒーターにはいろいろなタイプがありますが、保温器具は電球を使って温めるタイプがおすすめです。ケージの大きさにもよりますが、60Wくらいあると安心です。100Wでは暑くなりすぎる恐れがありますので、サーモスタットも一緒に用意したほうが良いでしょう。

ペットヒーターで5,000~6,000円、サーモスタットは4,000~5,000円位です。

効率よく保温するためには防寒カバーも必要です。防寒カバーはケージにサイズに合わせて選びますが、ビニール製のシンプルなもので2,000~3,000円位になります。

餌はペットショップで与えていたのと同じものを用意してください

餌の種類を変えたいときは、まず新しい環境に慣れてから少しずつ変えていきます。

オカメインコを雛で迎えるのなら、雛を飼育するための道具も必要です

ケージを使うのは羽が生え揃って飛べるようになってきた頃からです。雛は昆虫飼育に使うプラケースの中で育てます。床材としてウッドチップ、さし餌用の道具も必要です。

オカメインコは値段以上の存在です!愛らしい性格について

オカメインコはやさしい性格で甘え上手、とても人なつっこい性格をしています。ペットとして人気のあるセキセイインコやボタンインコも人によくなついてくれますが、気が強いところがあるので怒らせた時や機嫌が悪い時は本気で噛んでいます。血が出ることも珍しくありません。それに比べてオカメインコは甘噛み程度のやさしい噛み方をします。

穏やかな性格なので、怒ることも少ないでしょう

他のインコと一緒に飼っていると、オカメインコがいじめられてしまうという恐れもあるほどです。

おとなしくて人なつっこいオカメインコは寂しがり屋でもあります。

本来なら仲間とともに群れを作って生活をしているため、ひとりぼっちは苦手です。ペットのオカメインコにとって飼い主は仲間の同じような存在です。常に飼い主の存在を感じていたり、一緒に過ごしたいと考えるの当然のことです。

毎日ケージから出して、オカメインコと遊ぶ時間を作ってください

忙しい日なら30分程度でも構いません。オカメインコが寂しい思いをしたり不満を感じることがないよう、オカメインコの気持ちを考えながら飼育をしてください。

飛ぶのも上手なオカメインコですが、動きは比較的ゆったりとしています。オカメインコとならのんびりとした穏やかな時間を一緒に過ごすことができ、癒やしを与えてくれることでしょう。