オカメインコの平均寿命は14年以上だそうです。意外にも長生きなオカメインコですが、大切に育てれば20年、30年と生きることもあるのだとか。
では、どのようにオカメインコを飼えば長生きしてくれるのでしょうか。
もちろん、個体差はありますが一生懸命お世話をすればきっとその気持ちはオカメインコに伝わるはずです。オカメインコの寿命や育て方を紹介します。
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オカメインコの寿命はだいたい14年と言われています
他のインコにはない愛らしさを感じますね。
愛らしいオカメインコの寿命はおおよそ14年ほど
14年ほどの寿命だと、犬や猫の寿命ともそれほど変わりません。
たくさんの時間を家族の一員として過ごせそうですね。
これはあくまでもだいたいの寿命なので、飼育環境によってはその寿命を短くすることも、逆に長くすることもあります。
平均寿命として紹介している年数よりも、倍以上も生きていたとは驚きです。
オカメインコの寿命を全う出来るために、飼い主としてどんなことが出来るのでしょうか。
寿命を14年以上生きるようにするには?オカメインコの育て方
可愛いオカメインコが14年以上生きられるために、まずはオカメインコについて理解しておきましょう。
オカメインコという名前があるので、インコだと思っている方がほとんどかと思います。
実はオカメインコはオウムの一種
なのでセキセイインコと比べると、かなりの体格差を感じます。
セキセイインコに比べると大きいので、何となく気が強いのかななんて想像してしまいますが、全然そんなことはありません。
野生の中では集団で生活をしているため、単独行動が苦手です。
これは一羽で生活していると、寂しくて不安な気持ちを感じているからなのです。
とても人懐っこい性格もしているので、寂しさや不安を感じていなくても飼い主を呼び甘えようとすることも見られます。
ストレスを感じることが多いと、やはり寿命にも影響を与えます。オカメインコの呼びかけには応えてあげて下さいね。
寿命を全うするためには健康であることが不可欠
オカメインコは病気だけではなく、怪我で命を落としてしまうケースも多いようです。
オカメインコの臆病な性格ゆえに、通称オカメパニックという症状を引き起こすことがあり、極度に恐怖や驚きを感じたときにケージの中で暴れまわってしまうのです。
オカメインコの寿命を伸ばす飼い方
オカメインコも餌の種類や食べ方によっては、栄養が偏り健康に影響を及ぼすことがある
飼い主として健康を維持するために、オカメインコに必要なバランスを考えながら餌を与えてあげましょう。
主食・副食・おかしに分けて与えると必要な栄養が摂取出来るでしょう。
主食にペレットを与える場合は、副食や青菜に含まれている栄養素も入っているので、ペレットのみを餌として与えて問題ありません。
幼鳥期の栄養バランスが乱れてしまうと、ビタミンB1欠乏症を発症することがある
足に痛みを感じるため、足を使った移動が困難になり、くちばしや羽を使わないと移動することが出来なくなってしまいます。
それだけではなく、さらに進行してしまうと呼吸器や脳にも支障をきたし、最悪の場合は命を落としてしまう病気です。
オカメインコの寿命が14年よりも長くなるように日光浴も忘れずに
オカメインコに長生きしてもらうためには、餌の他に適度な日光浴も大切です。
日光浴が不足すると起こりやすい症状
ビタミンD欠乏症を発症する可能性があります。
この病気は主に骨に影響を与える病気で、骨が柔らかくなったり、折れやすくなってしまいます。
怪我から命を落とすこともあるので、やはり長生きしてもらうためには注意しなければならない病気の一つです。
メスの場合は、日光浴不足で卵塞を引き起こすこともあります。
本来通り産卵出来ず、卵が卵管や子宮に留まってしまい起こる状態です。
時間が長くなるほど苦痛も大きくなるので、そのまま命を落とすことも考えられます。
苦しそうな仕草を見せたり、食欲が低下するなどの異変も見られますが、全く症状がない個体もいます。
症状がない場合は発見も遅くなり、手遅れになってしまうケースも少なくありません。
オカメインコの体調を把握するポイント
毎日オカメインコの様子を見ていれば、体調の変化に気付くことは簡単なように思います。
しかし、オカメインコは野生では敵に狙われやすく、体調の変化を簡単には表に出しません。
それは飼い主に対しても同様です。
限界まで弱っている姿を見せないので、異変に気付いたときにはすでに病気が進行していることもよくあります。
少しの異変でも見逃さないため「毎日のオカメインコの様子をチェックする」まずはこれに限ります
体重は毎日量りましょう。
専門医の健康診断を定期的に受けておけば、何か病気になったとしても早期発見出来るので回復する可能性も高くなります。