キーワード
  1. インコ
  2. 飼育
  3. 種類

文鳥の飼い方 ケージの大きさや置く場所について紹介します

文鳥を飼うときにはどのようなケージを選べばいいのでしょうか?ケージを選ぶ前に、どこに置けるかや大きさなどをシミュレーションしておくと買った後に慌てることがないでしょう。

文鳥が過ごしやすい場所にケージを置いてあげるのが一番ですが、置いてはいけない場所もあるので気をつけましょう。

文鳥の飼い方、ケージの選び方を紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

文鳥のヒナを飼育したい方へ!成長の様子と飼い方の注意点

文鳥の愛らしい姿に、お家で飼育したいという方もいらっしゃるでしょう。またヒナから育てると、文鳥との信...

文鳥ケージのベストな置き場所と注意点、手乗り文鳥に育てるコツ

文鳥は鳥の中でも賢く、コミュニケーション能力が優れています。そんな可愛い文鳥を飼う場合は、ケージの置...

文鳥の雛の【換羽】とは?換羽時期はいつからいつまで

文鳥の雛の換羽はいつからいつまで続くものなのでしょうか。この換羽の時期の文鳥はどんな行動を起こしやす...

文鳥の餌の時間はいつといつ?餌のあげ方について紹介します

文鳥の餌の時間はどのくらいの間隔で与えたらいいのでしょうか。文鳥がどのくらい育っているかによって餌の...

文鳥の雛の鳴き声で気持ちがわかる方法。鳴き声の種類

文鳥の雛を初めて飼うという方は、文鳥の雛のいろいろな鳴き声の違いに驚くと思います。この鳴き方の時には...

文鳥が水浴び後に震えるのはなぜ?水浴びの注意点

文鳥は水浴びが好き。1日に何度も水浴びを行なう子もいます。水浴びは体の汚れを取るために、文鳥には必要...

文鳥の可愛らしい鳴き声、変なサインを聞き逃さないで

文鳥はペットとして、根強い人気があります。飼い主に懐くと鳴き声でコミュニケーションをとってくれる...

文鳥が爪切りで暴れる原因と爪切りのやり方のコツを解説

爪切りしようと思ったものの暴れる文鳥。その原因は「保定のやり方」かもしれません。そこで今回は、文...

文鳥が換羽でハゲてしまう原因と対策・飼い主が出来ること

大切に飼っている文鳥が換羽によってハゲてしまったことはありませんか。文鳥は換羽にものすごく体力を...

【文鳥の飼い方】夏と冬の温度管理方法と暑さ・寒さ対策

文鳥を飼っている飼い主さんの中には、文鳥を飼い始めたばかりの飼育初心者の人もいるのではないでしょうか...

【文鳥の飼い方】ヒナから迎える場合に必要なものとエサの与え方

文鳥はペットとしても人気で、ヒナから育てたいという方も多いと思います。ヒナから育てる場合には、成鳥か...

【文鳥の飼い方】留守番をさせて旅行に行く方法と注意点

文鳥を飼っている人の中には、文鳥に留守番をさせて旅行に行くことは可能なのか知りたい人もいるのではない...

文鳥は水浴びが好き?気になる水浴びの頻度についてご紹介

文鳥は水浴びが好きだと耳にしますが、お家の文鳥があまり水浴びをしないと気になってしまいませんか?...

文鳥の雛に与える挿し餌の作り方と与え方。上手にあげるコツ

文鳥を小さな雛から飼い始める時には、餌は挿し餌で与えることが必要です。まだ自分だけでは餌を食べること...

文鳥の雛が水浴びを始める時期と飼い主が覚えておきたい注意点

文鳥はとても水浴びが好きな鳥です。雛の頃から育てているという方も多いと思いますが、雛はどのくらい大き...

スポンサーリンク

文鳥の飼い方で大切なケージの置き場所

これから文鳥を飼うためにケージを用意するのなら、まずはケージの置き場所を決めておいてください。せっかくケージを買ってきても、置き場所によってはケージが置くことができないということもあります。

文鳥のケージも奥行きが広めだったり高さがあったりと、いろいろなサイズがあります

まずは部屋のどこにケージを置いたら良いのか、そのポイントをおさえておきましょう。

文鳥はほとんどの時間をケージの中で過ごします。

そのためケージを置く場所は、文鳥が落ち着いて過ごすことができる場所を選んでください。最低でも次の点に気をつけて、文鳥にとって最適な場所を選ぶようにしましょう。

  • 出入りの多いドアのそばには置かない。
  • 適度に日差しを感じられる場所で、直射日光があたらない場所。
  • 空調の風が直接あたらない場所。
  • テレビやオーディオのような大きな音が出る近くには置かない。
文鳥から見える部屋の様子にも注意が必要です。
  • ケージの近くに大きな窓があると、日中なら薄いカーテン越しに外にいるカラスなどの天敵が見えて怖がることがあります。
  • パソコンの画面が視界に入ることで気が散ったり落ち着いて過ごすことができません。
文鳥のケージは文鳥にとって居心地が良い場所を選んであげてください。

飼い方は工夫をプラス!文鳥のケージは収納台の上に乗せると便利

文鳥のケージの置き場所は、適度な高さのある収納家具などの上が便利です。ケージをあまり低いところに置いてしまうと、近くを通る度に文鳥が落ち着かず、あまりに高いところだとケージの掃除をしたり餌や水を取り替えるときなど世話をする時に不便に感じます。
文鳥も家族の一員、ケージの中にいても人の気配が感じられ、一緒に過ごしている感じがするような場所を選んでください。

ケージの設置場所でおすすめなのがテレビ台や収納台の上

人の腰くらいの高さの台だと世話もしやすくなりますし、文鳥も落ち着いて過ごすことができるでしょう。文鳥に必要なグッズは意外と多くありますので、それらを収納する場所も確保することができます。
文鳥のカゴのサイズに気をつけて、ケージが台からはみ出さないように十分な大きさがある台を見つけてください。

我が家ではケージを置くために台を購入しました。台の下には棚が2段ついているシンプルなものです。
実際に使ってみて、高さや奥行きなどはケージのサイズに合わせて選んだので問題ありませんが、引き出しがあると便利だと感じました。今はペットヒーターやおもちゃ、ブランコのストックなど世話に必要なものをカゴに収納してから棚の上に置いています。お休みの時にケージにかけるカバーも折りたたんで棚の上においています。放鳥時にはそこにやって来ていたずらをすることがあります。台に引き出しがあるとすっきりと収納でき、鳥にいたずらされる心配もありません。

文鳥のケージを選ぶときのポイント

いよいよ文鳥のケージ選びです。文鳥のケージにもいろいろなデザインやサイズがあります。あまりに豊富にあるので、いざ購入するとなると迷ってしまうことでしょう。

ケージの大きさ

文鳥はとても小さな体をしていますが、ケージの中でもある程度動き回れるサイズが必要です。ケージの中には餌入れや水入れ、青菜差しやブランコなどをセットします。ケージの中にこれらのグッズを取り付けると、小さなケージではあっという間に狭くなってしまいます。

文鳥1羽もしくは2羽なら、ケージの大きさは最低でも350mm以上の幅と奥行きを目安に選んでください。

ケージは横長のタイプが多いですが、奥行きもとても大切です。ケージが大きすぎると置き場所に困ったり掃除も大変になってしまいますが、最低でも350mmの広さがあるケージを用意してあげましょう。

文鳥が翼を広げることができるサイズが必要ですし、ケージの中を移動することで運動にもなります。

放鳥して遊ぶことを考えると、文鳥が出入りしやすい扉であることも大切

扉が正面に大きく開くタイプを選ぶと良いでしょう。

文鳥やセキセイインコ用のケージには、扉の内側に小さな止まり木がついていて、扉を開けると止まり木が出てくる仕組みになっている手のり用ケージなど、いろいろ工夫されている物もあります。

ケージの素材は金網タイプやプラスチックタイプなどがあります。中には竹籠で作られたものもあります。文鳥やセキセイインコ用のケージとして市販されているものを選ぶと大丈夫です。

我が家は金網に白くペイントされているものを使っています。以前はシンプルな無塗装の金網タイプでしたが、網が白くペイントされているタイプの方がカゴの中が明るく見えます。

ケージの中のレイアウトとは?文鳥の飼い方

文鳥のケージを用意したら、文鳥が過ごしやすいようなレイアウトを考えましょう。ケージの中はできるだけシンプルにした方が良いですが、最低限必要なものがあります。

止まり木

止まり木はケージに最初からついている場合が多いです。文鳥の適したサイズであるかどうかだけ確認してください。止まり木の太さは鳥の体のサイズに合わせ選びます。

文鳥が止まり木にとまったとき、止まり木の1/3くらいが余る程度の太さが適しています。

文鳥の場合は止まり木の直径が12mmを目安に選んでください。細すぎても太すぎても安定感がなくなってしまいます。
止まり木は上と下の2カ所に取り付けますので、2本用意します。

餌入れと水入れも必要

餌入れは主食であるシードやペレットを入れるためのもの、その他にボレー粉を入れるための小さな容器も用意してください。浅型の容器は餌やボレー粉を入れすぎることもなく、毎日取り替えるのに丁度よいサイズになります。

青菜を与えるときのための菜差しも用意しておきましょう。

菜差しは細長い深さのある容器で、花瓶のように青菜を入れたときに中に水を入れて使います。

すぐに萎れてしまう青菜も水につけておくことで長持ちがします。

文鳥は寒さに弱いため、温度管理も大切

ケージの中に小さな温湿度計を取り付けておくと、一定の温度に管理しやすくなります。

寝る時にはケージの中を暗くする必要があるため、ケージの大きさに合わせてカバーや布を用意しておいてください。

市販のケージなら、ぴったりサイズのお休みカバーも販売されています。ファスナー付きの便利なものもありますよ。

この他に水浴び用の容器と寒いときのためもペットヒーターも必要です。常時ケージにセットしておく必要はありませんが、必要なときにセットできるようケージの中に場所を空けておくと安心です。

文鳥のケージの床材について

文鳥のケージの底には新聞紙が一般的です

ケージの底には糞だけでなく、シードや青菜、抜けた羽などが落ちます。

新聞紙やチラシを敷いておくと底のトレイを汚すことがなく、新聞紙を取り替えるだけなのでケージの掃除も簡単になります。

底に敷いた新聞紙はすぐに汚れてしまいますので、毎日取り替えるようにしてください。

特に水分の多い糞や水をこぼした後は雑菌も発生しやすくなり、嫌な臭いもしてきます。
ケージに糞きり網をとりつけている場合は、この網も糞で汚れやすいため時々キレイに洗うようにしてください。

新聞紙の代わりにおがくずを敷き詰めている人もいます。

おかくずだと底に落ちた羽や脂粉が飛び散らず、嫌な臭いもしないようです。おかくずは浅く敷いてしまうと文鳥がケージの中で羽ばたいたときに飛び散ってしまう可能性があるため、ある程度の厚さに敷くようすると良いでしょう。便利ですが新聞紙に比べるとコストはかかってしまいます。

ちなみに我が家の場合は糞きり網も新聞紙も使っていません。底はトレイだけです。糞きり網は鳥が下におりた時に脚がひっかかったことがあることと、掃除を少しでもラクにしたいため外しました。新聞紙は水をこぼした時にトレイに貼り付き、インクが移ってしまったことがあったためやめました。

底に何も敷かない代わりに、毎日トレイを洗っています。ケージの中をシンプルにすることでお掃除をラクにすることができますよ。