文鳥の愛らしい姿に、お家で飼育したいという方もいらっしゃるでしょう。またヒナから育てると、文鳥との信頼感も違うことから、大きくなる前の文鳥を求める方も少なくありません。
ここでは文鳥をヒナから飼育する場合の成長過程や、飼い方について、またヒナを育てるにあたって、最も重要な挿し餌についてもご紹介をいたします。
その他にもペットショップで文鳥を選ぶ時のポイントについても、紹介をしていますので併せてお読みください。
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文鳥のヒナの飼い方!まずは必要な備品について
文鳥を迎えて飼う前に、ヒナを育てるために必要な備品と心の準備をしっかりとしておきましょう。
飼うヒナが生後どのくらいかによって必要なものが少し変わってくるので、参考にしてくださいね。
ヒナのエサには「粟玉、すり餌、栄養剤」を使います
他には、蓋つきのかご、ケージ、底に敷くマット、止まり木、スポイト、小さいスプーン、エサ入れ、水入れ、ヒーター、キッチン用のデジタルはかりです。
スポイトは挿し餌用のものが売られていて、食べさせやすいので小鳥のヒナ用ものを用意しましょう。
キッチン用のデジタルはかりはヒナの体重を量るために使うので、最小秤量の小さいものを用意してください。
文鳥のヒナの成長と飼い方
ペットショップで売られていることが多いヒナは生後2~3週間のヒナで、毛がまだ生えそろう前なので体温調節のために温めたかごの中で飼育します。
お湯でふやかして人肌に冷ました餌を、スポイトで挿し餌して与えます
生後3~4週間になってくると羽が大体生えそろい、歩いたりできるようになるほか、早い子は飛べるようになります。
自分で餌が食べられるようになってくるので、挿し餌をスプーンにのせて食べさせます。
餌を自分で食べられて飛べるようになるのが生後1か月~1か月半くらい
文鳥のヒナが欲しがらなくなるまでは続けてください。
挿し餌と併せて、エサ入れに入れたむき餌をケージに用意し、自分で食べる練習をします。
飛べるようになって活発に動くので、ケージに止まり木を用意し、ブランコなど遊べるものも用意してあげましょう。
生後1か月半から二か月になると餌を自分で上手に食べられるようになり、羽が生え変わり始めます。
餌を自分で食べるようになってしまうと人間の手を忘れてしまって、お世話するときに手を怖がってしまうこともあるので、手に慣れさせるために撫でながらたくさん話しかけてコミュニケーションを取りましょう。
生後3か月を過ぎた頃から大人の羽がだんだんと生えそろって見た目がヒナから成鳥に移り変わり、小さい頃からたくさん話しかけてくれる飼い主をしっかり認識できるようになってよく懐きます。
成鳥の餌を少しずつ混ぜていき、増やしながら大人の餌に切り替えていきます。
文鳥のヒナの飼い方で重要な点
文鳥のヒナに与える挿し餌は、お湯でふやかした粟玉にすり餌や栄養剤を混ぜ、人肌まで冷ましてからスポイトを使い、親鳥のように直接口へ食べさせてあげます。
片手でヒナを優しく掴み、反対の手で挿し餌を与え、餌を飲み込んで鳴いたら与えるのうを繰り返し、お腹いっぱいで鳴かなくなるまで与えます。
文鳥のヒナには、人間の赤ちゃんと同じで数時間おきに挿し餌を与える必要あり
その間隔はおよそ2時間に1回です。
仕事などで長時間家を空け、お世話ができない時間があると、残念ながらヒナを飼うのは難しいでしょう。
家を空ける時間がある方や挿し餌に自信のない方は、自分で餌が食べられるようになった生後生後1か月半から二か月以降のヒナから飼うことをおすすめします。
自分で食べられるようになってくると、挿し餌をスプーンにのせて食べさせます。
このころからエサ入れにむき餌を入れてケージに入れ、大人の餌に近いものを自分で食べる練習をし始めます。
文鳥のヒナを迎えられる時期
文鳥のヒナを飼いたくても、ペットショップに行けばいつでも売られているわけではありません。
ヒナから飼うことで手乗り文鳥に育ってくれるので、大変ではありますが小さいヒナのうちから飼いたいですね。
ペットショップで文鳥のヒナを選ぶポイント
ペットを飼う時に皆さんが思うのが、元気な子を迎えたい、という事ではないでしょうか。
初めて文鳥のヒナを飼うという事をお店の人に伝え、飼い方や餌の与え方などを親切に教えてくれるお店を選びます。ヒナを見て、体つきが丈夫そうで足がまっすぐで、目がしっかり開いている子を選びましょう。