文鳥の雛を初めて飼うという方は、文鳥の雛のいろいろな鳴き声の違いに驚くと思います。この鳴き方の時には、文鳥はどんな気持ちなんだろうと、知りたい飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そこで、文鳥の鳴き声からわかる、文鳥の気持ちについてご紹介します。
文鳥は、いろいろな鳴き方でその時の気持ちを伝えてくれます。文鳥の気持ちがわかると、コミュニケーションも取りやすくなります。
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文鳥の雛の強く短い鳴き声の時の気持ち
文鳥の鳴き声は小さめで穏やかなため近所迷惑の心配もなく、鳴き声が心地よいとも感じられますよね。鳴き声から文鳥の感情を知ると、より飼育が楽しくなってきます。
文鳥の雛がチッチッとかピッピッといった短く鳴いたときは、飼い主を呼んでいるときです。
飼い主に何かをして欲しくて訴えていたり、近くに来て欲しいときにする呼び鳴きになります。
呼び鳴きが聞こえたら文鳥の近くに行って、様子を見てあげてください。もしかしたら遊んで欲しい、かまって欲しいと訴えているのかもしれませんし、淋しくて鳴いているのかもしれません。
呼び鳴きの度に文鳥の近くに行くと、味をしめた文鳥はずっと呼び鳴きをし続けることもあります。呼んだらすぐに来てくれると覚えてしまったために、絶えず呼び鳴きをするようになってしまいます。
文鳥の雛が飼い主さんと遊びたい時の鳴き声
文鳥の雛がキャンキャンといった鳴き声をあげることがあります。
この鳴き方をしているときはかまってもらいたくて飼い主を呼んでいるときです。遊んでもらいたくて鳴くときもあれば、飼い主の姿が見えなくて寂しい気持ちから鳴くこともあります。
キャンキャンとしつこく鳴くことが多いのなら、まずは文鳥と遊ぶ時間を多めにして、文鳥が満足するくらいたっぷりと遊んであげてください。遊び疲れた文鳥はケージに入るとおとなしくなり、眠ったりリラックスして過ごすようになります。
文鳥に集中して遊んであげることで、文鳥も満足をしてくれます。ケージの中に入れっぱなしにはしないで、毎日ケージから出して一緒に遊んだり飛ばせてあげてください。
危険を感じた時の雛の鳴き声
文鳥の雛が危険を感じたときは、太い声でゲッゲッゲッゲッと短く鳴きます。
ゲルルルル、またはギョギョギョギョといった声をあげた時は、文鳥の雛が怒っているときです。
威嚇をしている時にもこの鳴き声を出します。気がたっていて攻撃をしかけることもありますので、そっとしておいてあげましょう。
文鳥の雛にはオス独特の鳴き声も
文鳥にはオスにだけ聞くことができる鳴き声があります。これはメスに対して行う求愛なので、成鳥になったら聞くことができるようになります。グジュグジュ、ジュリジュリといった、くちばしをこすり合わせたような鳴き声で、ぐぜりとも言います。
このぐぜりは文鳥が生後3ヶ月くらいになると聞こえ始めますが、個体によって差があり早ければ4~5週くらいで聞こえてくることもあります。文鳥の性別は見分けるのが難しいですが、ぐぜりはオス特有の鳴き声なのでえ、ぐぜりがが聞こえたことでオスとはっきりと判別することができます。
ぐぜりはさえずりの練習でもありますので、グジュグジュといったぐぜりが聞こえてきたときは温かく見守ってあげてくださいね。
文鳥の挨拶やコミュニケーションのための鳴き声
ピピピピやポポポポといった鳴き方は挨拶のときに出す鳴き声です。
1羽の文鳥がピピピピと鳴くと、もう1羽がポポポポと鳴いて挨拶を交わしすこともあります。また、飼い主が文鳥の雛のケージの近くに行くとポポポポと聞こえてきたら、コミュニケーションをとろうと挨拶をしているのでしょう。